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原英莉花はプロテストに向け課題の週、ジャンボ譲りの“体技心”で打ち込み強化

＜サマンサタバサ ガールズコレクション・レディース 2日目◇14日◇イーグルポイントゴルフクラブ（6,588ヤード・パー72）＞
今月末の最終プロテストを受験する原英莉花が、大汗をかきながら夕方の練習場で入念に打ち込んだ。「ティショットでラインを出したりしないといけない。まだまだですね」と、大会2日目を1オーバー、トータル2アンダーの34位タイで終えた。
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ジャンボ尾崎のまな弟子として騒がれ、ステップ・アップ・ツアーで2戦2勝。豪快なドライバーショットも魅力だが、なにより、前向きにゴルフに取り組む姿勢と底抜けに明るく、派手なアクションもまた魅力の選手だ。「狙えるところは狙ってバーディを取りたい」と、日々攻撃ゴルフを磨いているが、2日目は2バーディに終わってしまった。
初日は3アンダーの好スタートを切ったが、「そのままの調子でいきたかったのですが…」と悔やまれる第2ラウンドを終え、真っ先に向かったのが練習場。今大会は練習場すぐ横の特設ステージでお笑い芸人によるライブや各種イベントが行われているが、原にとってそんなのは外野で行われていること。西陽のなかでひたすら球を打ち続けた。
プロテストに向けて「試合の持って行き方を考えて、できれば優勝争いまで」と臨んだが、後退した現状については反省。「深く考えすぎないようにしなければ」と、2週後に迫った“大一番”の準備期間として、「ジャンボさんがそうですが、体技心でまずは体力。体を強くして、練習できる体になって、技を磨く」と、自分を鼓舞し続ける。「バーディをたくさん取りたい」と臨む最終日。原らしい元気なゴルフを見せることができるか。（文・高桑均）

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