<センチュリー21レディス 事前情報◇18日◇瀬田ゴルフコース 西コース(6,518ヤード・パー72)>
久々にスマイルクイーンの笑顔がコースに映えた。「センチュリー21レディス」で4試合ぶりにツアーへ復帰するキム・ハヌル(韓国)がプロアマに出場。白い歯をこぼしながら18ホールのラウンドを行った。
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昨シーズンは3勝を挙げて最終戦「LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」まで賞金女王争いを演じたハヌルだったが、今季は絶不調と言っていいほど苦しんでいる。12試合に出場して7位タイが最高位で、賞金ランクも58位と低迷。6月の「アース・モンダミンカップ」から3試合を欠場していた。
長期欠場した理由についてハヌルは、「(5月からの)背中痛もあったし、色々なところが良くなかった。それに調子も良くなくて体力も低下していたし、気分まで落ちてしまっていました。何もできないところまできていた」。一度、腰を落ち着けて休まなければいけないと判断を下した。
休養期間は体力強化のトレーニング、そしてコーチとともに練習を行うなど状態回復に向けて精力的に過ごした。その甲斐あって今は「体調、状態は良くなりました」と言えるほどまで回復した。
そんなハヌルが警戒するのは「日本は暑くてびっくりしました。韓国も十分暑かったのですが、33度(韓国)と38度(日本)では全然違います(笑)」という日本の“酷暑”。「3日間集中できるように、上手くバランスをとってやっていきたいです」と無理はしない構え。
「また一から頑張りたいと思います」とハヌル。心機一転、灼熱の滋賀から巻き返しを図る。
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