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決勝ラウンドの朝に散髪？首位浮上のJ・スピースを襲った「刈りすぎ事件」

＜全英オープン 3日目◇21日◇カーヌスティGL（7,402ヤード・パー71）＞
大会連覇を視野に入れているジョーダン・スピース（米国）が、「全英オープン」3日目に圧巻のゴルフを見せた。
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出だしの1番パー4で1オンに成功。イーグルパットを沈めて波に乗った。1イーグル・4バーディの「65」。トータル9アンダーで首位タイに躍り出た。今季は得意のパットで苦戦が続いていたが、スコットランドで完全復調の気配。83パーセントという高いパーオン率を武器にチャンスメイクを続けると、勝負どころのパットを決めてノーボギーで収めた。
これで最終日は最終組の席を手に入れ、メジャー大会4勝目に王手。昨年大会に続く連覇にも期待がかかるが、スピースはそこまでの緊張感は感じさせない。「明日は強風が吹く予定。僕らの6時間前にスタートした選手が勝つことだってある」と、悪天候に左右される大会だけに、何が起こるか分からない。そんな状況は自分ではどうすることもできないのをよく理解している。
3日目は午後3時過ぎのスタートだったが、「長くなってきたから行ってきた」と、なんと午前中はカーヌスティの理髪店で散髪をしてきたという。「どこに行ったかも覚えていない」と、場所さえ覚えていないというが、「9ポンドくらい。チップ含めて20（笑）」だそうな。「いつも通りにしてもらいたかったけど、少し刈り上げが…。英国風になってしまった」と、いつもとは違った風貌に驚いたファンも多かっただろう。そんなこんなで迎える最終日。髪型同様、すっきりと勝ちを手に入れることができるか。
<ゴルフ情報ALBA.Net>