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J・スピースは“虎の帰還”にも泰然自若 「プレーに集中するのみだ」

<全英オープン 3日目◇21日◇カーヌスティGL(7,402ヤード・パー71)>
タイガー・ウッズ(米国)が、四大メジャーでは優勝した2008年の「全米オープン」以来となる素晴らしいパフォーマンスを披露した大会3日目。世界中のゴルフファンは、10年という長い年月のなか、目にすることのできなかっためずらしい光景に全神経を注いでいた。

その一方で、ウッズが不在の間、彼が残していった特大の穴を埋めるべくして活躍してきた男が、同じコース上で連覇に向けて静かに歩を進めていた。
次代のスーパースター、ジョーダン・スピース(米国)には、ウッズについて回ったような巨大で熱狂的なファンベースはないかもしれない。そのため、この日カーヌスティを揺らした42歳ほどの強烈なカリスマとインパクトに及んでいるとは言いがたい。
だが、「チャンピオン・ゴルファー・オブ・ザ・イヤー」のゴルフは、ウッズのそれに匹敵する、あるいはそれ以上の注目を浴びるべき上質なものだった。百歩譲ってそうでなかったとしても、ウッズの18番ホールのアプローチショット同様に、その数時間後スピースが同ホールで左のラフから見せたアイアン扱いは極上のものだった。
ウッズの「66」に対して、スピースは「65」をマーク。偉大な先輩のさらに一つ上の数字でラウンドを終えた。そしてトータル9アンダーでトップタイに躍り出た昨年王者は、今、メジャー4冠目に限りなく近い場所にいる。
スピースとウッズの差は4打。ウッズにも優勝の芽が十分に残っているだけに、最終日には、より白熱したバトルが期待され、ファンはワクワク感を募らせている。だがそれは、当事者のスピースさえも同様だ。
「今週のタイガーの2番、3番アイアンでのショットを見ていれば、彼が優勝争いに加わってきてもなんら不思議はない。もちろん、選手たちはとても興奮している」
「子どものころから、メジャーの大舞台でタイガーと戦いたいと思っていた。みんなそうだろう。だから僕にとってはドリーム・カム・トゥルーさ」
また、ウッズの活躍がゴルフ界全体を盛り上げることに大きく貢献することを、スピースは十分に分かっている。
「タイガーの好調には、みんな喜んでいる。ゴルフというスポーツにとっても、素晴らしいことだ。大きな次元で考えれば、好影響を与えてくれると理解している。だが、ただ僕は自分のプレーに集中するのみだ」
そう、スピースが考えているのはただ一つ。自身のパフォーマンスだ。スピースはいまだに、結果的にはクラレット・ジャグを手繰り寄せたとはいえ、最終日につまずいた昨年のロイヤル・バークデールでのゴルフに満足していない。そして、それを許した自身にも不満を抱いている。
「自分自身に対して、僕の実力を証明しなくてはいけないような気がしている」
若いころのウッズがそうだったように、スピースはただ真摯にゴルフと向き合い、成長を遂げるため懸命に自身を磨き続けている。その先にはクラレット・ジャグが待っていることを、24歳は知っている。
<ゴルフ情報ALBA.Net>

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