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【石川遼・復活優勝へ】なぜ“地区大会”に強い? 今季4度の地方での活躍の源は

7月20、21日に行われた地区大会の「北陸オープン」に初出場した石川遼。1打差で3位タイに終わったが、初日は首位発進を決めて北陸の地を沸かせた。

振り返れば、4月に参戦した「千葉オープン」、「岐阜オープンクラシック」の地区大会2試合で優勝。3位タイに入ったツアー競技の「ダンロップ・スリクソン福島オープン」も、2013年までは地区オープンとして開催されていた。今季、レギュラーツアーでは未勝利ながら“地方”を大いに盛り上げている。
今や、プロ野球やJリーグを見てもスポーツと“地域密着”、“地域振興”という言葉は切っても切り離せない関係。人気低迷が課題となっている男子ゴルフ界なら、なおさらだ。
ツアー制度が施行された1973年以来、ギャラリー数や試合数は80年代、90年代のピークを過ぎてからは徐々に減少。83年には46試合あったトーナメントは、今年は25試合。今季の賞金総額は昨年比で8793万円減の35億775万円となった。ギャラリー数については、“石川遼人気”に後押しされて、石川が賞金王に輝いた翌年、2010年には年間60万人を記録。それまで40万人前後だった数字を大幅に超えたが、それ以降は減少傾向にある。昨年は29万人となった。
そんななか、今季から石川が地区大会に次々参戦。先週出場した北陸オープンでは、ツアーが開催されていない富山を舞台に合計約6000人が集まった。主催者によれば、「例年は行っていなかったのですが、臨時駐車場は1000台、シャトルバスを6台用意しました。盛り上がって、本当によかった」。
兵庫で行われたレギュラーツアーの「関西オープン」では、今季は4日間合計で約1万5500人の集客。茨城県での「〜全英への道〜ミズノオープン」は合計で約1万1700人、「ダンロップ・スリクソン福島オープン」は約1万2000人と、単純に半数にしてみても、北陸オープンでの6000人はツアー競技に勝るとも劣らない数字だ。
シード選手には毎年出場のオファーを出していることもあり、同大会には片岡大育、藤田寛之などツアープロが多く参戦。「(石川が)今年は千葉オープンにも出場されていたので、出ていただける可能性があると思い、事務所のほうへぜひ出ていただきたいと。地域はもちろん、ゴルフ自体の振興にもなるので、北陸のゴルファーにとっては非常にありがたいと思います」と大会の盛況を振り返る。
ツアーの人気最盛のためには、“顧客満足度”を上げることが必須。北陸オープンの優勝賞金は300万円と、プロにとって決して大きな金額とはいえないが、地区大会の重要性は大きい。1日1000〜1500円程度のチケットで、ローピングも少ない中で観戦できるのは、ギャラリーにとってゴルフを間近で楽しめる絶好の機会だ。
地区大会とはいえ、ツアープロが多数参戦する中で石川が活躍を見せてきたのは、こういった背景も後押ししているのかもしれない。ゴルフ界を盛り上げる。そして自身も優勝をつかみ取る。北陸オープンで優勝を逃し、「結果を残せず不甲斐ない。次来るときは、もっと成長した姿を見せたいです」と口にした。地方で一旗挙げることが、ツアーには大きな意味をもたらすのかもしれない。
<ゴルフ情報ALBA.Net>

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