<アバディーン・スタンダード・インベストメンツ・スコットランド女子オープン 初日◇26日◇ガレインGC(6,480ヤード・パー71)>
2週前の「マラソン・クラシック」に続き、今季2戦目の米国ツアーを戦う宮里美香は2バーディ・2ボギーの「71」。イーブンパー・43位タイで初日を終えた。
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昨年、賞金ランキング157位に終わり米国でのシード権を逃した宮里だが、これまでの経験を生かし明日以降につなげるラウンドを見せた。前半を1バーディ・1ボギーで終えると、11番パー5では3打目を1.5mにつけバーディを先行させた。15番でボギーを喫し、パープレーとなったものの、「グリーン手前があまりにも硬いぶん難しい。キャリーではなかなかグリーンを狙えないので、いつも以上に頭を使ってピンに寄せた」とマネージング力で踏みとどまった。
開幕前には「リンクスは嫌いじゃないし、むしろ好き」と話していた宮里だったが、それでも「途中風が結構吹きました。右から左の風に苦手意識があり、なかなかフェアウェイに行かずに苦しんだ」と、コースに吹いてくる特有の風にはやはり頭を悩ませた。しかし、「うまくアプローチもできたし、パッティングのイメージも良かったので全体的に悪くなかった」とプレー内容については及第点を与え、午後スタートとなる2日目に臨む。
マラソン・クラシックでは予選落ちを喫しているだけに、ここは何としても決勝ラウンドに進出したいところ。「グリーンもそんなに切れるわけでもないし、あまり考え過ぎてもしょうがない。シンプルにパッティングもできていて、まだ伸ばせそうな感触はあります」と、ここからアンダーパー域まで伸ばし、4日間完走を目指す。
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