<LPGA最終プロテスト 入会式◇28日◇チェリーヒルズゴルフクラブ>
2018年度「LPGA最終プロテスト」から一夜明けた28日、会場となったチェリーヒルズゴルフクラブにて、LPGA入会式が行われ、21名の選手が新たにLPGA会員となった。
第90期生・21名がスーツ姿で臨んだLPGA入会式の模様はこちら
勝みなみ、新垣比菜、小祝さくら、など今季ツアーで飛躍を見せる黄金世代が初受験となった2017年は、11名が一発合格を果たしたが、今年は、稲見萌寧、菅沼菜々、鶴岡果恋、廣田真優、吉本ここねの5人が高卒一発合格組。
最も人数が多い年代、やはり黄金世代。大里桃子、原英莉花、臼井麗香、河本結、木下彩、渋野日向子、高橋彩華が見事、会員資格を手に入れた。
今年21歳を迎える1997年世代は、今季の台湾ツアーで優勝経験がある脇元華、林菜乃子、スタイヤーノ梨々菜の3人。その1つ上の世代の三ヶ島かなは、シード選手の貫禄を見せて、順当に合格を果たした。
また海外勢は、エイミー・コガ、ケーシー・コモト(ともに米国ハワイ)、合格者最年長26歳のシェー・ユーリン(台湾)、ジャン・ジェナリン(中国)、イ・ジヨン(韓国)の5名となっている。
上位合格者と注目選手の入会式後のコメントは、以下のとおり。
エイミー・コガ(トップ合格)「昨日終わった直後はいろんな感情があって実感がわからなかったけど、いろいろな人から、お祝いのメールをもらい、すごく嬉しかったです。認定証を受け取った時は、日本で卒業式の経験がないので、そんな雰囲気を経験出来て楽しく感じました。プロテストはゴールではないので、またイチからスタートし、シードを取る事、また優勝したらシードも取れるので、そこを目標に頑張りたいです」
ケーシー・コモト(2位合格)「家族やハワイの友達から『Congratulation!』という連絡をたくさんいただきました。お父さんがとても幸せそうで1番喜んでくれました。記憶に残る、一生の思い出になるすばらしい入会式でした。今後はプロとして活躍したいと思っていますし、ジュニアゴルファーのお手本にもなれるよう、プレーだけではなく、目標とされる選手になりたいです」
三ヶ島かな(現シード選手)「認定証とバッジを受け取り、ようやくプロになったんだな、と実感しました。昨日もお祝いのメールやLINEをたくさんもらいましたけど、まだ全部見れていないので、返事したいと思います。来週からまた試合が始まりますが、シードは最低限の目標で1勝目指してやりたいです」
大里桃子(1stリランキング24位)「まだあまり実感はないですが、自信になったので、ツアーに向けてこれからも頑張っていきたい。認定証を受け取って、これからはプロとして責任を持たないといけないと思いましたし、たくさんの方に支えていただいて、ここまでこれたので、感謝しながらやっていきたい。初優勝とシードを取ることを目標に、ツアーを盛り上げていきたいです」
原英莉花(1stリランキング28位)「たくさんの方から、おめでとう!という言葉をかけて頂き、ニュースに取り上げてもらったりしたものを目にすると、感謝の気持ちでいっぱいです。小林会長から認定証、バッジをもらい、本当にLPGAの会員になれたんだな、と思いました。プロゴルファーの一員になれたので、強く愛されるプロになりたいです。まずは1勝目指して頑張ります」
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