<アバディーン・スタンダード・インベストメンツ・スコットランド女子オープン 3日目◇28日◇ガレインGC(6,480ヤード・パー71)>
今シーズン好調の畑岡奈紗にとっても、右から左に吹きつける強風は想定以上だった。
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「バハマ(1月に行われたピュアシルク・バハマLPGAクラシック、予選落ち)も風は強いけれど、あっちは縦の風なのに対し、ここは横からの風。想像以上でしたね」
終わってみれば1バーディ・7ボギー・1ダブルボギーの8オーバー。トータル3オーバーは64位タイと、前日の17位タイから大きく順位を下げた。さすがに表情はさえなかったが、その中でも冷静に現状を分析した。
「そもそもショットがどこに飛んでいくか分からない状態。強風でコースマネジメントができなかったというよりは、ショットそのものがよくないので、思いどおりのところに打てなかったし、まったく集中もできなかった。全然ダメでした。今日は自分の調子が出てしまったと思う」
参戦2年目にして悲願の米国女子ツアー初優勝を飾った今シーズン。ほかにも優勝争いを演じてきたが、確かにショットに不安をたびたび口にしてきた。次週にはメジャー「全英リコー女子オープン」を控えるだけに、風への経験値を増やしながらショットの調整を図りたい最終日となる。
「とにかく一つでも上の順位で上がれるように頑張りたい」
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