<北海道meijiカップ 事前情報◇2日◇札幌国際カントリークラブ 島松コース(6,493ヤード・パー72)>
「サマンサタバサ ガールズコレクション・レディース」4位、「センチュリー21レディス」2位タイ、「大東建託・いい部屋ネットレディス」3位タイと3試合連続での優勝争いを経て、地元・北海道での試合に挑む小祝さくら。
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試合前日のプロアマ戦後は「ここ最近の試合では、”優勝目指して頑張ってね”とみんなから声をかけられていますが、狙ってできるものではないと思っているので、いつも通りのプレーができれば。気負わずに成績を残したい」と、普段どおりの飄々とした語り口で”無欲”を強調した。
地元は北海道・北広島市で、自宅から開催コースまでは車で10分。コースレイアウトは熟知しているが、「狙いどころは頭にすべて入っていますが、それが分かっていても予選落ちをしてしまっているので、知っているからいい、ということではない」と、強気な言葉が出てこない。
だが、「(予選落ちとなった)プロデビューの昨年大会では、どのような調整をしたらいいかがまったく分かっていなかった。今はルーティーンも決まっていますし、違いはあると思います」と、プロ初試合から1年間積んできた経験を見せる試合だと自覚している。
上田桃子、比嘉真美子らと同門で、オフの合宿から影響を受けながら、成長途上。昨年から飛距離も大きくアップし、ドライバーの上手さを示す指標であるトータルドライビングは7位(7月29日時点)。ここまで21試合出場で、38,359,951円を稼ぎ(賞金ランク8位)、初シードが確定的な位置につけているだけに、残る目標は初優勝のみ。「まずは予選通過を目標に。決勝ラウンドにいければ、上位を目指して頑張るしかない」と、地元優勝への展望を語った。(文・標英俊)
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