一昔前のスチールシャフトといえば、「思い・硬い」というイメージしかなかったですよねぇ。
最近はいろいろなシャフトが登場し、スチールシャフトの概念をうち砕いていますよね。
特に日本シャフトのから登場したNS-PROは画期的でしたねぇ。
軽いスチール!
女子プロをはじめ、このシャフトを使用されている方は多いのではないでしょうか。

ところで、NS-PROのSとRの違いはご存じですか?
Rは柔い、Sは硬い・・・というのはカーボンシャフトの話。
ではスチールは??
ヘッドスピードの速い方や切り返しの早い方には微妙なしなりの差は感じられるでしょうが、大半の方はしなりでの差は体感できないのではないかと思います。
では、何が違うのか・・・
トルクはSが1.9、Rは2.0。ほぼ同じ。キックポイントはどちらも中。
ということは・・・
そうです!
重量なんです!
Sは98gに対し、Rは94.5g。
つまり、Rシャフトの方が軽いんです!
またNS-PROにはWF(ウェイトフロー)というモデルもあります。
これは、番手ごとにシャフト重量を変え、各番手でより打ちやすくする設計になっているシャフトです。
ロングアイアンは軽さと打ちやすさを兼備して、驚くほどの飛びを実現。ショートアイアンは重量感を持たせた安定感抜群のウエイトフロー設計というのがメーカーのうたい文句。
ちなみにWFの場合、Rは94〜99g、Sは98.5〜103.5gになっています。
また、見た目での違いもあるのをご存じでしたか?
ヘッド側からのファーストステップの位置が、RよりもSの方が下方(ヘッド側)にあるんですよ^^
Rは以外と上の方までステップがないんですよ!
そこまで見てる人も少ないのかな・・・
スチールシャフトはライフルなど特殊なモデルを除いて、ステップが付いているタイプが多いと思います。
フレックスが消えていても、ステップ位置でそのフレックスを判断することができるんです^^
そんなこと知っているよ〜という人も多いとは思いますが、スチールシャフトの豆知識でした!