みなさんは、ウェッジを選ぶ際に何に重点を置いて選んでいますか?
多くの方はロフト角!と答えると思います。
PWのロフトが45度の場合、AWを50度、SWを56とするとバランスがよくなるので、じゃ50度と56度でいいかな・・・となっていませんか?
確かにそれでも大きな問題ではありません。
ロフト設定により、よりショートゲームに安定性を持たせることは大切な事だともいます。
ただ・・・
どうもAWで寄せをするとトップするんだよね・・・、バンカーでヘッドが砂に刺さって脱出できないんだよね・・・ということありませんか?
まぁ打ち方やヘッドの入り方が・・・ということも無いとは言えませんが、頻繁に起こると不安になりますよね。
そんな方は一度ウェッジのバンス角を確認してみてください!
バンス角って?
バンス角とは
ソールの傾きを表す角度になります。

同じロフトのウェッジでも、地面に置いた際に、リーディングエッジが浮いていたり、ぴったりと地面にくっついていたりしますよね^^
それは、バンス角の違いによるものなのです。
バンス角が多いほど、リーディングエッジが浮く形になります。
つまり、寄せでバンス角の大きなウェッジを使うと、歯が浮いている分トップしやすくなるのです。
また、バンス角が大きいと、それだけソールが出っ張っていることになるので、地面が固い場合、ヘッドが跳ねてしまうこともあります。
つまり、バンス角の小さなウェッジを使った方が寄せには適しているということになるのです。
では、バンス角の小さなウェッジでバンカーショットをするとどうなるか。
ソールとフェースのなす角が鋭角な分、柔らかい砂の場合、ヘッドが砂に刺さりやすくなります。
つまり、ヘッドが抜けにくくなると言うことです。
この場合、砂を薄くとってできる限りボールをクリーンに拾う必要があります。
それは難しい・・・
と言う方は、今度はバンス角の大きなウェッジを使ってみてください。
ソールの出っ張りが大きい分、ヘッドは刺さらず、砂ごとボールを拾うことができます。
つまり、柔らかい砂のバンカーの場合は、バンス角の大きいものが楽になるということです!
地域によっては、バンカーの砂が硬く締まっている場合もありますので、その場合は、バンス角が小さい方が使いやすいと思います。
よって、1つの提案ですが、
AWはローバンス、
SWはハイバンス(バンカーが硬い地域の場合はローバンス)のものにして、寄せはAWで、バンカーはSWでと完全にクラブを使い分けるとトップやチョロのミスが減るので・・・・
一概にこれだけではありませんが、トップ解決策・ウェッジ選びの1つのポイントとして頭の隅にいれて置いていただけると幸いです。