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2015.06.07
前回、アイアンの飛距離によるユーティリティの選び方ということで書かせていただきました。
今回は視点をかえて、打ちたい弾道や使う場面におけるユーティリティの選び方について考えてみたいと思います。
ユーティリティ(ハイブリッド)はウッドとアイアンの中間的な存在のクラブです。
そのため、クラブによってアイアンに近いもの、ウッドに近いものがあるので自分の持ち球もしくは打ちたい弾道、どんな場面で使いたいのかを考えて選ぶことができます。
上の画像は「PRGR iD nabla X」というユーティリティですが、シャフトに対してフェース面があまり出ていませんね。
フェースプログレッション(FP値)という数値で表されますが、この数値の大小によって求める弾道が変わってきますので、クラブ選択のひとつの基準となります。
上の画像のクラブはFP値が小さい、つまりアイアンに近いタイプのユーティリティといえます。アイアンでフェースがシャフト面より出ているものはほとんどありませんよね。
このタイプのメリットはボールのつかまりが良くなることです。
フェアウェイウッドでは大きくスライスして2打目でOBしてしまう。そんなゴルファーにオススメしたいクラブです。
反対にFP値が大きい、上の画像のような出っ歯型のユーティリティはウッドに近いタイプといえます(画像はXXIOの2012年モデルです)。
このタイプのメリットは高い球が打ちやすくなります。つまり高弾道でグリーンに止めるという用途で使うのに適しています。
脱スライスか高弾道か。
そんな選び方もできるクラブです。
ちなみに私はFP値の小さいX2-HOTの4番と5番を愛用しています。
ゴルフパートナー浜松船越店
静岡県浜松市中区船越町52-38
AM10:00~PM7:30