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2025.10.09
こんにちは。アウトレット入間店のきよまつです
最近は涼しい日も多くなってゴルフプレーの機会も増えて来たみたいでゴルフクラブのお買い換えする方も増えています。
そこで、ゴルフクラブの選び方の参考になりそうなエピソードをご紹介したいと思います。何を感じて頂ければ幸いです
ここは北欧の知る人ぞ知る難コースに併設されたゴルフプロショップ。新品、中古、さまざまなスペックのゴルフクラブを取り扱っている。
そこに、『口は悪いがクラブチョイスは天下一品』と言われる
『老オーナー(兼スタッフ)』がいる。
伝承では約100年以上前のゴルフ場オープンと時を同じくしてプロショップも開業し、オープンから現在まで変わらぬ容姿の老オーナーを「爺さんはいったい今何歳なんだ」と良く話題になったりしている。80歳台の古参メンバーはいわく、「わしがガキの頃から爺さんはジイさんだった」と証言している。
ある日、老オーナーの評判を聞きつけ中年紳士が来店した。
紳士「アイアンセットを探しているんだが」
老人「では、スイングを拝見しましょう」
紳士は試し打ちエリアで『ビッシ』とボールを1発打った。
老人「やや、アウトサイドインのパスじゃが、インパクト付近で上手くボールを捌いておる。まずまずの腕前だな。左に引っ掛かるのがミスの大半で、それを嫌がって右に打つとコントロールが上手くいかずあらゆるミスが出るのが悩みで、ハンディキャップは10ぐらいか」
紳士「す、すごい全てその通りです
」
老人「やはり、そうか。では、このアイアンがオススメじゃ。飛び系のヘッドに調整を加えて少し重くして硬いシャフトを刺しておる」
紳士は早速、おすすめアイアンを『エィ』と打った。
紳士「5ヤードほど目標より左だけど良い感じです。ただ、打感がイマイチかな。それとこのヘッド素材だとライ角調整出来ないですよね。」
老人「ドアホゥ」老オーナーは即座に一喝した。
老人「アウトサイドから打ちに行ってインパクト付近で伸び上がって調整して打っているお前さんにライ角は今のところ関係ないじゃろう。打感打感の良さが売りの某メーカーのアイアンを世界ランキングトップ50人で誰ひとり使ってはおらんぞ。打感うんぬんはハンディキャップ5を切ってからほざけ。それに打感は3日で慣れるもんじゃ」
企業秘密な事もあり詳しい事は割愛しますが、それが、紳士のスイングともっとも相性が良いアイアンである事を親切丁寧な説明を受け、納得してそのクラブを購入。そして、数年後、そのアイアンのおかげでクラブチャンピオンになれたそうである。
黄昏時
ゴルフ場の小高い丘の上のベンチに座る老人
いや、老人にそっくりな"老人の息子"
父から渡された先祖代々伝承されている古びたノートを読んでいる。
ノートには『スイングタイプ別、クラブの選び方』が事細かに書かれている。その時代のクラブの変遷に応じて加筆もある。そして、表紙の裏にはこう書いてある。
ゴルフスイングは指紋と同じで誰ひとり同じではない
指紋が一生涯変わらぬようにスイングも変えられぬ
ハッピーな場所にボールを運ぶにはクラブをチョイスすれば良い
クラブチョイスの目的はスコアアップの為ならず
スマイルで1日過ごせてスマイルを家に持ち帰る事を目的とすべし
この老オーナーの家系は若い時分は街で働き、定年になるタイミングで老いた親と入れ替わってオーナーに就任する。そして、あたかも同じ人物の様に振舞いカリスマ性を保っている。
ゴルフパートナーには『口の悪いオーナー』はいませんが、スタッフ一同、中古クラブ在庫数、世界No.1の誇りを胸に日々、勉強し付加価値を高めて皆様のご来店をお待ちしております。
あなたをハッピーにさせてくれるクラブを探しに一度、遊びに来てください。お待ちしています