SHOP BLOG
2017.06.19
今週も国内の男子ツアーはお休み。
女子は千葉県・袖ヶ浦カンツリークラブ新袖コースでニチレイレディスが開催されました。
単独首位からスタートしたテレサ・ルーがそのまま逃げ切り、最後は2位以下に5打差をつける圧勝でした。
今季2勝目、ツアー通算14回目の優勝でした。
初の最終日最終組を経験した新海美優も一時は1打差まで迫りましたが、17番で痛恨のダブルボギーを喫し、葭葉ルミと並ぶ2位タイで今大会を終えました。
そして国内ツアーがどうなっているのか興味を起こさせないほど注目されているのが全米オープンです。
松山英樹が初日2オーバーの82位タイと出遅れながら、2日目には圧巻の7バーディノーボギーのプレーで巻き返しました。
最終日は首位のブライアン・ハーマンとは6打差、7組前でスタートしました。
これまでの穏やかな3日間と異なり、強風の中でのプレーでした。
上位陣がなかなかスコアを伸ばせない中で、松山のフロントナインは3バーディ1ボギーと順調に上位に進出していきます。
バックナインに入っても11,12で連続バーディ。
さらに14番のロングホールでも3打目のアプローチをピタリと寄せて楽々バーディ。
首位と2打差にまで迫りました。
15番ではティーショットをブッシュに打ち込んでしまいボギーとしますが、16番のショートホールですぐに取り返します。
そして最終ホールの18番でも3打目をきっちり寄せてバーディを奪い、トップに立っていたケプカと1打差でホールアウトしました。
8バーディ2ボギーの66というスコアは、結局この日のベストスコアとなりました。
松山に肉薄された首位のブルックス・ケプカは、最終組の1つ前でラウンドしていました。
松山がホールアウトしたときには13番をプレー中で、ピンチを迎えていましたが辛くもパーセーブ。
ピンチをチャンスに変えた男は続く14番から3連続バーディを奪い、16アンダーという全米オープン最少スコアまで伸ばしました。
最後の2ホールをきっちりとパーセーブし、27歳でメジャーチャンピオンに輝きました。
松山は最終的にブライアン・ハーマンと並ぶ12アンダーの2位タイで全米オープンを終えました。
ケプカという選手にあまり馴染みはないかもしれませんが、昨年のダンロップフェニックスで来日し、池田勇太の猛追を振り切って日本ツアーでも優勝しています。
先週までの世界ランキングは22位で、PGAツアーでの勝利は2015年のフェニックスオープン一度だけでした。
一番の武器は飛距離で、今シーズンのドライビングディスタンスは307.6ヤードで5位にランキングされています。
逆にアプローチショットを苦手としていますが、今大会はフェアウェイが広く、ラフからショットを打つことが少なかったので、2打目をしっかりグリーンに乗せてくることができました。
用品契約は昨年までナイキでしたが、ナイキのクラブ事業撤退を受け今季はフリー契約で戦っています。
今シーズンのクラブセッティングはこちら。
Driver: TaylorMade M2 2016 (9.5 degrees)
Shaft: Mitsubishi Rayon Diamana D+ 70TX
3 Wood: TaylorMade M2 Tour 2017 (15 degrees)
Shaft: Mitsubishi Rayon Diamana D+ 80TX
Driving Iron: Nike Vapor Fly Pro (3)
Shafts: Fujikura Pro 95 Tour Spec X-Flex
Irons: Mizuno JPX-900 Tour (4-PW)
Shafts: True Temper Dynamic Gold Tour Issue X100 (4-9), S400 (PW)
Wedges: Titleist Vokey SM5 (48-10 F Grind, 52-12 F Grind), Titleist Vokey SM4 TVD (60-M)
Shafts: True Temper Dynamic Gold Tour Issue S400
Putter: Scotty Cameron Tour Only T10 Select Newport 2
Golf Ball: Titleist Pro V1x
(golfwrxより引用)
アイアンがうまくないことの自覚でしょうか、ややラージサイズのものを使っています。
9番まではX100なのに、PWから下がS400というのも特徴的ですね。
私がこの中で一番欲しいのはJPX900のアイアンです。