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2017.06.26
今週の国内ツアー、男子は4連休の3週目です。再開が待ち遠しいですね。
女子ツアーは千葉県・カメリアヒルズカントリークラブで、アース・モンダミンカップが開催されました。
決勝ラウンドの当日券が10,000円という国内で最もチケットの高い大会です。
首位でスタートした鈴木愛を、ツアー初優勝を狙う三ヶ島かなが追いかける展開になりました。
三ヶ島もスコアを伸ばしますが、鈴木を捉えきれず、このまま鈴木の今季2勝目は決まりかなと思った17番で事件が起こりました。
セカンドショットで果敢にピンを攻めてきた鈴木は、右手前1mのバーディチャンスにつけます。
決めれば最終ホールを残し、3打リードという余裕の生まれる展開です。
ところがこのバーディトライを1mオーバー、さらに返しのパーパットも1mオーバーして、チャンスからの3パットでボギーを叩いてしまいます。
まだ鈴木の一打リードという状況ですが、心情的には三ヶ島の方が有利だったでしょうか。
最終ホールの三ヶ島はチャンスにこそ付けられませんでしたが、11mの長いバーディパットを沈め鈴木に追いつきます。
追い込まれた鈴木でしたが、こちらも6mのバーディパットを決めて右手を高々と掲げます。
今季の平均パット数1位の意地を見せ、優勝賞金3,240万円という高額大会を制しました。
これで賞金ランクも1位のキム・ハヌルに約90万円差に迫りました。
さて、鈴木愛といえばパッティング巧者で知られます。
昨シーズンの平均パット数は1.7445で1位、今シーズンも1.7230まで縮め引き続き1位です。
エースパターはピンのヴォルト アンサー2ですが、以前は同形状のケーデンスTR アンサー2でした。
基本的にはピン型使いですが、試合によってはマレット型のパターも使っています。
グリーンのスピードによってパターを変えるようで、メジャーなどの特に速いグリーンでマレット型を使っています。
高速グリーンでは自分の感性を殺して、よりオートマチックなものにして対応しているのでしょう。
グリーンのスピードとパターの相性というのは確かに存在します。
私もエースパターは2ボールブレードですが、高速グリーンのコースではベントネックの2ボールを使用しています。
皆さんもセカンドパターをお持ちでしょうか。