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2017.07.21
全英オープンが始まりました。
先週、全米女子オープンを見たばかりだというのに今週もまたメジャーです。
期待の松山英樹は首位と3打差の12位タイで初日を終えました。
今日もまだまだ寝不足が続きます。
さて、全米女子オープンはメジャー大会らしい白熱したゲーム展開でした。
実力者のフォン・シャンシャン、2016年韓国ツアー賞金女王のパク・ソンヒョン、そして昨年のローアマで17歳のチェ・へジンの三つ巴の争いでした。
チェは16番のショートホールで果敢にピンを狙いましたが、惜しくも池に落としてしまい栄冠を逃してしまいました。
安定したプレーをしていたフォンも、最終ホールで集中力が切れたのかグリーン上でお粗末なプレーを見せてしまいました。
リーダーボードだけを見るとパクの圧勝のようですが、様々なドラマがあった最終日でした。
ところがその割にあまり話題にならなかった大会です。
アメリカ本土でも過去30年で最低の視聴率だったようです。
なぜか。韓国勢が上位を占めていたからでしょうか。
確かにリーダーボードの上位10人中、8人が韓国勢です。
アメリカのナショナルオープンであるはずが、まるで韓国女子オープンの様相です。
しかし優勝争いの展開自体は白熱したものでした。
そもそもアメリカは人種のるつぼと呼ばれる他民族国家ですし、激しいマッチが始まってしまえばそれに夢中になる国民性です。
とどのつまり、夢中になれる要素が少なかったということ。
それは選手のリアクションなのではないでしょうか。
バーディを奪ってもボギーを打っても表情を変えない選手たち。
それはメンタルトレーニングの賜物なのでしょうが、見ている方は盛り上がりに欠けてしまいます。
ミスショットにクラブを投げつけたり、スーパーショットで大きくガッツポーズをしたり、そんなシーンがみんな見たいのかもしれません。