赤坂六本木通り店

日本はまだまだ厳しい残暑が続いていますが、アメリカPGAツアーはレギュラーシーズンを終え、ランキング上位選手のみが出場できるプレーオフシリーズが始まりました。
プレーオフは全4試合あり、第1戦のザ・ノーザントラストはフェデックスポイントランキングの上位125人が出場します。
その後は100、70、30と出場選手が絞られ、最終戦を終えてランキングトップの選手に1,000万ドルのボーナスが与えられます。

松山英樹はランキング1位の位置から、フェデックス王者を狙いましたが、第1戦はまさかの予選落ちを喫してしまい、ランキングは4位まで落ちてしまいました。
代わってトップに立ったのが、第1戦をジョーダン・スピースとのプレーオフの末に制したダスティン・ジョンソンです。

ジョンソンはシーズン当初からスパイダーツアーブラックを使用し、春先には出場試合3連続優勝を成し遂げ、スパイダーがヒットする大きなキッカケになりました。
ところがマスターズ開幕直前に階段で転倒して負傷。
マスターズを棄権することとなり、その後のメジャーでも優勝争いに絡むことはできませんでした。
このプレーオフでの1勝はケガの影響が残されていないことの証明であり、またパターの変更は世間への大きな衝撃ともなりそうです。

ジョンソンが新しく選んだ相棒は、テーラーメイドのTPコレクション・ジュノーです。
TPコレクションシリーズは松山がミューレンを使い話題になりましたが、そのピン型モデルであるジュノーをジョンソンが手にしたのです。
ジョンソンもかつてはスコッティ・キャメロンのニューポート2を愛用していましたが、ほぼ同形状のパターを選んだのです。
ジュノーは同じくテーラーメイド契約のローリー・マキロイも使用しており、TPコレクションシリーズのさらなるヒットが想像に難くありません。
残念なことにジュノーは日本未発売モデルですが、似た形状のソトはまだ手に入りやすいモデルです。
ウッドの注目が高いメーカーですが、しばしばパターにもヒット作があります。
TPコレクションシリーズは将来どんな評価を受けるのでしょうか。