ゴルフクラブを売る、買取、下取はお任せ!高額買取!

このエントリーをはてなブックマークに追加 LINEで送る

最新ゴルフニュース

1年かけて作ったパターを1週間でチェンジ ささきしょうこのクラブ哲学

<ヤマハレディースオープン葛城 3日目◇31日◇葛城ゴルフ倶楽部 山名コース(6,564ヤード・パー72)>

2017年からクラブ契約をフリーとして戦っているささきしょうこ。クラブに対するこだわりは相当で、グリップ交換は自らするほど。また、同組で回った葭葉ルミの使用するドライバー『CRAZY CRZ-435』の顔がいいと見るや、葭葉に口をきいてもらいすぐに投入するなど、様々なクラブを試しながら戦っている。

【関連写真】現地から撮れたて!3日目の特選フォトギャラリー
そんなささきは、素材選びからデザイン、さらに削りの調整など、できあがるまでに約1年かかったパターを開幕戦で投入していた。開幕直前には「転がりがいいので、シーズンが始まるのが楽しみ」と話していたが、その翌週には2016年に初優勝したときのパター『オデッセイ ワークス BIG T #5』に戻した。一体何があったのか。

「転がりが良すぎて、下りのパットが全く合わなかったんです。オフのときのような“試合の速さ”ではないグリーンでは合っていたのですが、試合では全くダメでした」。とはいえ、1年かけて作り上げたもの。1週間で諦めてしまうのは、なんだか潔すぎる気もするが…。

「(開幕戦で)最下位になったのも理由の一つです。気持ち的に何か変えないともう無理だと思って」。父やキャディといった“チームささきしょうこ”の面々も、ささきと同じく「スパッと変える」タイプであることも後押しし、スイッチに至った。

ただし、優勝した当時のパターをそのまま戻したわけではなく、長さを1インチカットしたらしい。優勝パターを短くするのも勇気がいると思うが…。

「作ったパターが33インチだったので、その長さに合わせました。(優勝したときとは)パッティングフォームも違っていますし。同じモデルの33インチのものを使おうと思っても、ヘッドの感覚だったり、何か違うような気がして。新しいシャフトをさせば、同じ長さに戻せるというので切っちゃいました(笑)」。パターを変えて以降は予選落ちなし。決断の早さが功を奏したことは、火を見るよりも明らかだ。

今週は1W、3W、7Wを新しいものに変更した。1Wは、モデルは変わらないがロフトを寝かせたもの、3Wは同じくバランスだけを変えたもの、そして、7Wは5UTの代わりに入れた。それぞれ明確な使用意図があるとはいえ、試合前日に行った調整だけで実践投入。このあたりの決断にも驚かされる。

「ダメなときは、良くなるには何かを変えないといけません。体もフォームもその時々で違うものですから」とクラブに対する考えを語ったささき。こだわりと決断力。この二つを兼ね備えている、契約フリーが最も合っている一人だといえそうだ。ちなみにここまで話した後、「今年は開幕からクラブを変えないでおこうと思ったんですけどね」といたずらっぽく笑っていた。(文・秋田義和)

<ゴルフ情報ALBA.Net>

この記事のシリーズトップページへ

ピックアップコンテンツ

飛距離・スコアを上げたい

  • 安楽拓也プロのゴルファータイプ別飛距離アップレッスン アスリートゴルファー編
  • 安楽拓也プロのゴルファータイプ別飛距離アップレッスン アベレージゴルファー編

これからデビュー・初心者向け

  • 安楽拓也プロのゴルファータイプ別飛距離アップレッスン 初心者編
  • 世界のトッププロ達のスイング集

旬ネタ・スゴ技・エンタメなど

  • 話題のクラブを多角的に検証「ギア総研」
  • マーク金井の試打職人

練習場イベント

10月の買取強化倶楽部 あなたのクラブ高く買い取ります

クラブを買う・売る

ゴルフ初心者の方へ

ページトップへ戻るページトップへ戻る