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「まだ10％でしかない」　“第5のメジャー”に挑む松山英樹、一問一答　

＜ザ・プレーヤーズ選手権 事前情報◇9日◇TPCソーグラス(7189ヤード・パー72)＞
“第5のメジャー”と呼ばれる「ザ・プレーヤーズ選手権」の開幕を明後日に控えた8日（火）、松山英樹が練習ラウンドを行い、ホールアウト後、報道陣の質問に答えた。自身が抱える課題やショットの手応え、5年連続の出場となる今大会への意気込みとは。
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以下、一問一答。
Q.日曜日はどう過ごしていた？
「何もしていないですよ。できなかった、という感じ」
Q.どうして？
「先週、3日目の朝に虫に刺されて。スタート前に右肘辺りです。大変なくらい腫れて…。今日も腫れていますが、だいぶひいてきたので、試合は大丈夫かと思います」
Q.スイングに影響は？
「あるかな、と思ったので、日曜日は練習しなくて、月曜日もまともにしていないです。今日はもう、打っても腫れなかったし、良かったなと。早く治したいんですけどねぇ。良い薬ないですかね」
Q.クラブもだいぶ調整を？
「ドライバーは先週良かったんですけどね。でも、もうちょっと何かできるかなと思ってやっている。アイアンも良い感じで打てていますが、もうちょっと良いものを探しながらやっています」
Q.先週はパッティングを課題に挙げたが
「家に帰ってもパターくらいしかできなかったから。家の中で虫に刺されないように、安全にパットの練習。良い時の動画とかを観ながら、何が悪いのかなーって思いながらやっているんですけど、そんなにすぐにはよくならないですよね、パターは」
Q.先週はパッティングのフォームがちょっと違うように見えたが、3日間同じだった？
「ちょっとずつ変えながらやっています。アマチュアのときのようなスタイルが自分にはやっぱり合っているのかな、と思って先週はやってみたんですけど、合わなかった。今週は16年の後半に良かったときとか、今年のファーマーズ（・インシュランス・オープン）は良かったので、その辺の動画を見ながらやっています」
Q.トリッキーなコース。ショットが重要になる？
「ショットがまっすぐにいかないとチャンスにつかないし、バーディーも獲れない。ショットメーカーが上位に来るんじゃないかと思う」
Q.16年には優勝争い（7位T）をした。あまり乗り気じゃないけど、ちゃんと上にいける試合？
「そうでもないですね。16年はたまたま3日目に上が崩れて順位が良かっただけ。優勝争いをしたという感じでもなかった」
Q.上位に入れそうだな、という感じは？
「自分のベストができれば、それもある。まだその状態にはほど遠い。ショットに関してはだいぶよくなっているけど、何％かと言われたら、まだ10％にしかなっていない」
Q.まだ10％？
「はい。求めているところが100％としたらね。ちょっとずつ良くなっているけれど、いきなり80％とかにはならない。この10％をどんどんと積み上げて自信に変えて、70、80まで行った時、それに対応するショットができれば」
Q.でも、100％に向かうための10にやっときた
「やっとですね。ずっとゼロを続けていた。何年ぶりくらいですかねぇ。プロになった年以来かな。16年の後半とかも、良かったと言えば良かったんですが、僕が目指しているのはそこじゃないので」
Q.気持ちよくスイングできるという状態？
「そういう状況には来ているんですけど、動画で（自分のスイングを）見たら、思っているスイングがぜんぜん出来ていなかったので、ちょっとショックでした（笑）でも、感覚が良くなっているので、もうちょっとしたら変わってくると思う」
Q.プロ入り以来の手応え、相当状態は良い？
「気持ち良く打てています。だからといって、結果に繋がるかは別。ちょっとした良いフィーリングとかちょっとした自信とか、すごく大事だと思う。それが少しずつ戻ってきているので、あとは球がどっちに曲がるか分からないところ。いくらフィーリングが良くても…。それをどちらかに固めていければ、10％が、20％、30％と上がっていくと思う」
Q.予選はジョン・ラーム、パトリック・リードと同組だが？
「特殊な2人ですね…。まあ、僕も特殊なんだろうけど（笑） リードと回るのは久しぶり。今年のマスターズも勝っているし、良いプレーヤー。ついていけるようにしたい」
Q.今週から小平智が参戦
「そうですね。楽しみですね。練習ラウンドもやる機会があると思うので、（タイミングが）合えばお願いしたいなと思います」
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