<全米オープン 事前情報◇11日◇シネコック・ヒルズGC>
海外メジャー第2戦の「全米オープン」開幕を控え、各選手も調整に熱が入ってきている。公式練習日となった11日(月)は、ギャラリーも入場し、メジャーの雰囲気が一気に高まった。
【連続写真】松山英樹 最新スイング解析
タイガー・ウッズ(米国)の3年ぶりの本大会出場や、世界ランク1位に返り咲いたダスティン・ジョンソン(米国)ら、注目選手も続々と会場入り。本気モードの調整に入っている。
会場のシネコック・ヒルズGCは、大会を主催する全米ゴルフ協会(USGA)設立に尽力したコースの1つ。リンクス風の趣で傾斜の強いグリーンが大きな特徴。前回、同コースで開催された2004年大会では優勝スコアがトータル4アンダー(レティーフ・グーセン=南アフリカ)。アンダーパーはわずかに2人と過酷な戦いになった。
丸山茂樹が優勝争いに加わり4位タイに入ったのは記憶に新しいが、今年の優勝争いはどんな結末を迎えるのか。大会公式パンフレットでは、USGAの「注目すべき9選手」が発表されているが、3番目に名前が挙がっているのが松山英樹だ。
「ここまでの21メジャー大会で昨年の本大会2位を含め7度のトップテン。アジア人として、初の世界ゴルフ選手権覇者(2016年・WGC-HSBCチャンピオンズ)となったマツヤマが、日本人初のメジャー優勝者になろうとしている」と、堂々の優勝候補一角に推されている。
土日に18ホールずつ、合計36ホールを回った松山はこの日、昼過ぎにコース入りしドライビングレンジ、アプローチ、パッティングとラウンドなしの調整。大会までの残り2日間で9ホールずつの練習ラウンドを予定している。
初の栄冠に向けて気合も高まってきている松山。まずは初日の好スタートに向けて、最終調整の段階に入ってきた。(文・高桑均)
【公式パンフレット・注目すべき9人】
●リッキー・ファウラー(米国)
●ダスティン・ジョンソン(米国)
●松山英樹
●ローリー・マキロイ(北アイルランド)
●フィル・ミケルソン(米国)
●ジョン・ラーム(スペイン)
●ジョーダン・スピース(米国)
●ジャスティン・トーマス(米国)
●タイガー・ウッズ(米国)
【大会公式パンフレット・その他の注目選手】
●ジャスティン・ローズ(イングランド)
●ジェイソン・デイ(オーストラリア)
●セルヒオ・ガルシア(スペイン)
●トミー・フリートウッド(イングランド)
●バッバ・ワトソン(米国)
●ヘンリック・ステンソン(スウェーデン)
●アレック・ノレン(スウェーデン)
●トニー・フィナウ(米国)
●パトリック・リード(米国)
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