12日(火)、都内で腕時計メーカーのリシャールミルジャパン株式会社が、更なる支援活動の拡大と継続を目的として『リシャールミルジャパン基金』を設立したことを発表。同社と6月から契約を結んだ青木瀬令奈が、先週の「宮里藍 サントリーレディス」で親交のある成田美寿々が優勝したことについて語った。
有村智恵との4ホールに渡るプレーオフを、青木はグリーンから外れたところで見守っていた。「本当に嬉しかったですし、ツアー9勝目を挙げてどんな気持ちだったんだろうな、と思いながら見ていました。自分の優勝よりもうるっときました。(去年成田が勝った)大東建託のときよりも嬉しかったです」と青木。その傍らには、なんと大会名にもなった宮里藍がいた。
「プレーオフを藍さんの隣で見させてもらっていて、“今どんな気持ちなんだろうね”とか話したり、藍さんのプレーオフ談を聞いたり、まさに特等席でした(笑)。美寿々も藍さんのことが好きだから、そんな私をうらやましいと思って頑張るかなと思って(笑)。実際パッティングのときもこっち見て笑っていましたし。そういうのも力に変えてくれればなと」。親友を応援しつつ、またとない経験もできたと笑顔を見せた。
青木自身は今季ここまでトップ5が「フジサンケイレディス」の1回のみ、賞金ランクは51位と苦しい戦いが続いている。「私も今年あまり成績が良くないので、また1つの励みにしたい」と、戦友の活躍に刺激を受けた青木。次は自分の番と言わんばかりに力強くうなずいた。
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