<アース・モンダミンカップ 2日目◇22日◇カメリアヒルズカントリークラブ(6,620ヤード・パー72)>
昨年のプロテストに合格し、QTランク3位に入って今季前半戦の出場を決めた田村亜矢。まだまだ成長途中のルーキーが、昨年から大幅に改善を見せたのが飛距離だ。
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「今まで手を使って振っていたのを、下半身でリードするようにしました。そうしたら、15〜20ヤードくらい伸びたかな」。昨年はレギュラーツアー3試合に参戦し、ドライビングディスタンスは230.38ヤード。それが、最近では240から250ヤード後半を記録することもあるという。
本大会の予選ラウンド2日間は、ツアートップの飛ばし屋・葭葉ルミと同組に。「ルミさんがナイスショットすると、30ヤードくらい置いていかれます」。本大会でも、2日間平均で275.75ヤードとドライビングディスタンストップに立つ葭葉にはさすがについていけないが、この日は14番・パー5で246ヤードをマークするなど成長した姿を披露した。
「ルミさんは(飛ばしてからの)精度が高いことと、いってはいけない所を知っていた。私ももっと勉強したいです」と、ドラディス女王とのラウンドはまたひとつ成長につながったようだ。
本大会ではトータル2オーバー・103位タイと予選落ち。「これが実力かなと。まだまだフェアウェイキープ率も悪いですし、見直すところはいっぱいあると思います。目の前の試合をひとつずつこなして、できることを精一杯やりたいです」と、これからも成長を続けていく。
現在のリランキングは41位。本大会終了後に行われる第1回リランキング突破の目安は40位とみられており、石川明日香(リランキング59位)、エイミー・コガ(同43位)らが今大会で上位につけているため、後続の動き次第では大会が終了するまで油断はできない。「一番近い大会では、ニッポンハムレディスで推薦を頂いています。今後はマンデーなども考えながら」と慎重な姿勢を見せた。(文・谷口愛純)
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