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7戦連続トップ3へ、鈴木愛は予選落ち危機から9位へ「天気荒れれば面白い」

＜ニッポンハムレディスクラシック 2日目◇7日◇アンビックス函館倶楽部 上磯ゴルフコース（6,378ヤード・パー72）＞
賞金女王の貫禄を見せた。「ニッポンハムレディスクラシック」2日目に「68」をマークし、前日の52位タイから一気に9位タイに浮上した鈴木愛。「なんにもいいことがなかった」と吐き捨てた初日から「ちょっとだけ（笑）」と改善傾向。首位とは5打差ながら、上位進出へののろしを上げた。
【連続写真】鈴木愛　女王のスイングを解析
2週前の「アース・モンダミンカップ」も初日79位タイスタートから、終わってみれば単独2位。大会連覇こそ逃したが、4月の「サイバーエージェントレディス」から続く出場試合連続トップ3を死守した。4月の「KKT杯バンテリンレディス」の20位タイ以外は、開幕からすべてトップ3以内。驚異的なペースを崩すことなく、賞金ランクも独走状態でここまできた。
「ドライバーが昨日よりフェアウェイにいったので良かった」と、雨風のなかでガマンのゴルフを続けた。ピンチを迎えた12番では左ラフからチップインバーディ、14番では10メートルのパーパットを沈めるなど、10番スタートの前半から危機を乗り越えてのラウンドとなった。「天気が荒れれば面白くなるんじゃないでしょうか」と、一発逆転に向けて、強い雨のなか、いつもと変わらず仕上げのパット練習を終えてコースを後にした。（文・高桑均）
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