<日本女子プロゴルフ選手権コニカミノルタ杯 事前情報◇5日◇小杉カントリークラブ(6,605ヤード・パー72)>
いよいよ6日(木)、国内メジャー第2戦「日本女子プロゴルフ選手権コニカミノルタ杯」が開幕する。悲願のメジャー優勝を目指す上田桃子はプロアマ戦で最終調整。「調子はまずまずです」といいつつも、その表情からは仕上がりの良さがうかがえる。
【写真】プロアマ戦の模様を特選フォトで配信
国内ツアー12勝、米ツアー1勝、国内対象外(新人戦)1勝、2007年には賞金女王を獲得と国内女子ツアーでも屈指の実績を持つ上田。だが、まだ手が届いていないのがメジャーのタイトルである。
昨年大会では「息ができないくらいでした。昨晩は寝返りがうてるくらいにはなっていましたが、体の捻転ができない状態」と背中痛で無念の欠場。リベンジの思いもあるが、それ以上にやはり欲しいのはメジャー覇者の称号だ。
「昨年のことがあるから、というよりもやはりメジャーですし、まだ獲れていないことに対しての質問が多いので。今年こそ勝てるようにしたい」。
グリーンとラフの難易度は天候によっても大きく変わるコースセッティングだけに「天気次第で優勝スコアもガラッと変わるコース。例えば雨でグリーンが柔らかくなっても、ラフが長いのでその分そっちが難しくなる。パー5の4つが大事。そこをしっかり獲る。毎日3〜5つ伸ばしていくことを目指して頑張りたい」。天候次第、と前置きして予想した優勝スコアは15アンダー。目標達成の暁(あかつき)には、渇望するカップはすぐ目の前にあるはずだ。(文・秋田義和)
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