<日本女子プロゴルフ選手権コニカミノルタ杯 2日目◇7日◇小杉カントリークラブ(6,605ヤード・パー72)>
富山県にあるパブリックコース・小杉カントリークラブを舞台に開幕した「日本女子プロゴルフ選手権コニカミノルタ杯」。5アンダー・首位タイが5人と伸ばし合いの様相を呈している。
【写真】大会初日の模様をフォトギャラリーで振り返り
その内の1人が先週の「ゴルフ5レディス」で、プレーオフで敗れて惜しくも初優勝を逃した小祝さくら。「ショットがブレなくてグリーンを外す気がしなかった」とたった2人しかいないボギーフリーのラウンドで首位発進。リベンジへ最高の滑り出しを切った。
今朝方には自宅のある北海道の胆振地方中東部を震源とする、最大震度7を観測する地震が発生。先日の台風の被害も甚大でホームコースも木が倒れたりと大変な状況。それだけに地元を元気づけたい思いもある。今度こそ、頂点に立ち、“さくら満開”といくためにもここからさらに伸ばしていきたい。
その小祝をプレーオフで破った申ジエ(韓国)も同じく首位タイ。2週連続で同じ顔ぶれでの優勝争いとなるのか。その他、濱田茉優、鬼頭桜が同じく5アンダーでトップに並んでいる。
4アンダー・5位タイには8人。有村智恵、テレサ・ルー(台湾)といった歴代覇者から、原江里菜、葭葉ルミ、福田真未ら初メジャー制覇を目指す選手、三ヶ島かな、チャン・ウェイウェイ(中国)と言った初優勝を目指す選手まで多士済々な面々がとトップを狙っている。
その他、大会2勝で昨年の賞金女王・鈴木愛は2アンダー・20位タイと約2カ月ぶりの試合としては上々の滑り出し。米ツアー4勝でアジア枠から出場しているジャン・ハナ(韓国)は2オーバー・81位タイ、13年の覇者イ・ボミ(韓国)は5オーバー・120位タイと出遅れるかたちとなった。
晴天に恵まれた初日に対し、2日目は雨予報となっており、ラフの難易度がさらに上がることは必至。伸ばし合いの直後に訪れる、我慢大会を制してトップで折り返すのは。
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