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2つ目の日本タイトルへのカギは“最終日”　有村智恵の仕上がりは良好！

＜日本女子オープンゴルフ選手権 事前情報◇24日◇千葉カントリークラブ 野田コース（6,677ヤード・パー72＞
2012年の「日本女子プロゴルフ選手権コニカミノルタ杯」以来となる2つ目の日本タイトルを狙う有村智恵。練習ラウンドを行いコースの感触を確かめたこの日、改めて今季2勝目に向けた課題を口にした。
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ショットの調子やグリーン周りでのプレーなどを見ながら、イン9ホールをじっくりと回った有村。ラウンドを終え、出てきたのは「いい仕上がりです」という自信に満ちた言葉だった。コースについても「ラフは深いけど、フェアウェイはしっかりとあるので、そこをキープできれば攻めていけるかな」と好感触を得たようだ。
とはいえ「コースの距離はしっかりとあるので、ロングアイアンを使用する場面が増えると思います。グリーンの硬さ次第ではパーを拾っていく展開も考えられる」と耐える展開も視野に、あらゆる事態を想定する。
今季のメジャー2試合は、5月の「ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ」が初日「77」の69位タイと出遅れながら、最終日に「70」をマークするなど、トータルアンダーパーわずか3人という難コースに耐え11位タイでフィニッシュした。しかし、9月の「日本女子プロゴルフ選手権コニカミノルタ杯」は3位タイで迎えた最終日に「80」を叩き26位タイに終わった。このイメージもあってか、今季2勝目に向けての課題は「最終日に伸ばすこと」だと有村は語る。
先週の「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン」では予選落ちを喫したものの、関係者も「楽しみ」と期待感を口にするほど好調なのは間違いがなさそうだ。特に取り組みを変えることもなく、調整を重ねるのみで本番を迎える。「最後の最後まで頑張りたいです」。6年ぶりのツアー優勝を挙げた「サマンサタバサレディース」では8位タイで迎えた最終日に「66」をマークし逆転を果たした。あの日の感動再び。有村が最終日の18番まで貪欲にスコアを伸ばし続ける。
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