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“ワールドクラス”ユ・ソヨンの独走か？それを阻止する選手の登場か？決勝ラウンド進出をかける1日がスタート【二日目展望】

＜日本女子オープンゴルフ選手権 2日目◇28日◇千葉カントリークラブ野田コース（6,677ヤード・パー72）＞
今季国内女子メジャー第3戦「日本女子オープンゴルフ選手権」が2日目を迎えた。午前中に雨が降った前日は、トップ5のうち4人が午後組スタートの選手と、天候の差もスコアに影響する展開となった。本日は濃霧でスタートが30分遅れたものの、一日晴れの予報が出ている。おおむねフラットな条件で各選手がラウンドを行えそうだ。

そんななか、初日に強さを発揮したのが米国女子ツアーを主戦場とするユ・ソヨン（韓国）。2011年「全米女子オープン」優勝で、現在世界ランク4位というワールドクラスの実力者が、7アンダーをマークし、後続に2打差をつけるトップに立った。「ナショナルオープンに勝つということは、その国のプライドがかかった大会に立ち向かうということ。特に気合いがはいります」と、“日本一”の座に意欲もむき出しに。すでに畑岡奈紗、アマチュアの安田祐香とともにティオフ。ギャラリーを引き連れプレー中だ。
3連覇がかかっている畑岡は1アンダー・17位タイからのスタート。前日は12番を終え2オーバーと沈んでいたものの、上り2ホール連続バーディなど、その後3つスコアを伸ばし、なんとかアンダーパーで回りきった。「パッティングに課題が残った」というラウンドから一日経ち、どのような調整を行ってくるか。2日目にリーダーボードを駆け上がる可能性も高いだけに、引き続き注目が集まる。
畑岡と同学年で“黄金世代”の一人、高橋彩華が、初日に日本勢トップとなる5アンダー・2位につけた。予選会をトップで勝ち抜いた20歳は「いいイメージがある」というコースで、この日もスコアを伸ばせるか？
上位陣は2位タイに高橋、フェービー・ヤオ（台湾）、4アンダー・4位タイに渡邉彩香、イ・ナリ（韓国）、3アンダー・6位タイに葭葉ルミ、丹萌乃、テレサ・ルー（台湾）と日本勢、海外勢が入り乱れる状態。また2アンダー・9位タイに西村優菜（大商大高3年）、古江彩佳（滝川第二高3年）のアマチュア2人も名を連ねるなど、オープン競技にふさわしい展開だ。
このままソヨンが独走態勢を築くのか？はたまた混戦状態にもつれこむのか？日本一をかけた争いは第2ラウンドに突入した。

<ゴルフ情報ALBA.Net>