<日本プロゴルフシニア選手権大会 住友商事・サミットカップ 2日目◇5日◇サミットゴルフクラブ(7018ヤード・パー72)>
シニアプロ日本一を決める公式戦「第57回日本プロゴルフシニア選手権大会 住友商事・サミットカップ」2日目が終了。6日(土)から決勝ラウンドが行われるが、トータル9アンダー・首位につけるのは米山剛とプラヤド・マークセン(タイ)、1打差の2位には柳沢伸祐、3打差の4位タイには鈴木亨とリチャード・バックウェル(オーストラリア)が並ぶ。
シニアに学べ〜スイング連続写真一覧
鈴木は初日「72」となったが、2日目に7バーディ・1ボギー「66」で一気に浮上。「俺を忘れてもらっては困る(笑) グリーンを外したのは1回もない。フェアウェイもほとんど外さず、ドライバーが安定していた。初日は上がりが連続バーディで、今日は出だしの3連続バーディ。昨日からの5連続バーディで気分が良くなりましたね」と安定したスコアメイクで順調にスコアを伸ばした。
シニアデビュー3年目もいまだ未勝利。だが「(優勝は)自分のなかではある。あとはパットだけ。久々のチャンスですね。この大会は、2016年3位タイ、2017年2位タイと成績がいいし、『日本シニアオープン』も去年、一昨年はともに2位。自信を持っているから、そろそろ…」と日本タイトルがかかった試合では好成績を挙げているだけに、今大会こそ優勝を勝ち取れるか。
2日目までの成績上位者のコメントは以下のとおり。
米山剛(9アンダー・首位タイ)「優勝争いは久しぶり。まだ2日目ですけど、テレビに映るんで楽しみ。やはり応援してくれる人、練習場に来てくれる人とか見てくれるから。ドキドキしてもらいたいなって。ショットはだいぶ上向き。ドライバーは思っていた通りに打てている。手を返さないようルーティンをやり続けることですかね」
P・マークセン(9アンダー・首位タイ)「70%で優勝の自信があります。ロングで2オン出来るのは強みだと思いますので、そこで確実にバーディを獲っていければスコアを伸ばせると思います。30%は残り2日間のパッティング次第ですね」
柳沢伸祐(8アンダー・2位)「(コルセットが外すと?)スイングが全然ラク。普段の生活ではコルセットがあったほうが安心できるけど、スイングには邪魔。(外すと)ミスした時に“自分が何でミスしたかわかる”ので直せる。コルセットをしているとミスしてもわからない。明日は試合中にどれくらいいい球が打てるか、ミスでても楽しみ」
R・バックウェル(6アンダー・4位タイ)「(今週の目標は?)12アンダー以上で頑張りたいです。でも優勝スコアは 15 アンダー以上だと思いますけど、このコンディションであればもっとハイスコアになると思います。今日は良いグループの中で回れて、自分もその流れに乗れたことが、この成績に繋がったと思います。9歳のルイという息子がいるのですが、彼から刺激をもらっていて、力になっている。彼はゴルフをやっていて、才能があって遠くに球を飛ばします。ただ、1番はサッカー、2番はテニス、3番はドラム、4番がゴルフです(笑)」
川岸良兼(5アンダー・6位タイ)「全然ダメ(笑)アプローチの力がない。(残り2日)リズム良く、集中力を高めること。今日は集中力なくなって 3連続ボギーで“何やってんだ俺”って!」
清水洋一(5アンダー・6位タイ)「ティショットが安定しているので、ラフに行ったのもわずかで、アイアン、ショートアイアンの精度も。あとはパッティングですかねぇ…。うまくつかまらない。緩んでしまうので全部右に外してしまう。フェーダーなのにスライスラインが苦手、よくわからないね」
廣田恭司(5アンダー・6位タイ)「(あと2日)目標を掲げると変な力が入って、雑念が入るので。いま自分が出来ることを魂込めて1打ずつ打っていくことを繰り返し出来るように。ボギーを打った時も、「仕方ないか」と思えるボギーだと気がラクなんですけど、「何やってるんだろ」と気が入ってないショットを打ってしまうと、尾を引いてしまう。ワンショットずつ気を込めて打っていれば、仕方ないと思える」
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