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「出場できるだけで幸せです」石川遼が迎える最終戦、好相性コースの今年の印象は？

＜ゴルフ日本シリーズJTカップ 事前情報◇28日◇東京よみうりカントリークラブ・東京都（7023ヤード・パー72）＞
ツアーのトッププロ30人が集結する一大イベントが、いよいよあす開幕。2015年覇者の石川遼が、16年以来10回目の出場を決めた。これまでの9回は、15年の優勝のほか、5回のトップ10入りを果たすなど好成績を残している。
【写真】得意のパターのグリップはつるつる？
練習日の火曜日はハーフを回り、この日はプロアマ戦で1ラウンド。2年ぶりに帰ってきたコースは、「ここまで難しいよみうりは経験がない」というほど例年よりも難易度が上がった印象だ。「今までで一番ラフが深い。密集していて長く上に伸びている感じ。プラスしてグリーンも速いし硬い。だいぶ難易度は上がったなと思います」と警戒する。「ただ、グリーンはキレイなので、はまる人ははまると思う。いいショットとパットを打てれば、そこまで違和感なくやれる感じはある」と語った。
先週の「カシオワールドオープン」では、ショットの模索が続く中、4日間を通して平均パット数が25位タイ（1.7692回）とツアー2位の得意のパットが威力を発揮しきれず40位タイで終了。「今日までの感じは悪くない。全体的に自分のゴルフが前に進んでいる」と語ったが、今週は好相性の大会で難関コースをどう攻略するのか。シーズン集大成、ここからが腕の見せどころだ。（文・谷口愛純）

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