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今平周吾が賞金王に向けてジワジワ浮上　S・ノリスとのは9打差！

＜ゴルフ日本シリーズJTカップ 2日目◇30日◇東京よみうりカントリークラブ・東京都（7023ヤード・パー70）
ツアー屈指（？）の寡黙な男・今平周吾が勝利に向けてジワジワと上がってきた。この日は「昨日よりもったいないミスは少なかったですけど、チャンスを決めきれなかった」と悔しさも残ったが、4バーディ・2ボギーとスコアを2つ伸ばしてホールアウト。トータル4アンダー・2位タイへと順位を押し上げた。
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賞金王争いを繰り広げるショーン・ノリス（南アフリカ）はトータル5オーバー・28位と停滞しているため、今平が賞金王戴冠に向けて圧倒的に有利な状況。賞金王に加え、自身初の“日本”を冠するタイトル獲得、今シーズンの目標としてきた年間複数回優勝、年末の世界ランク50位内での海外メジャー「マスターズ」出場資格と、本大会にはさまざまな期待がかかる。
そんな大一番とあっては気合も入りそうだが、あくまで今平が見据えるのは目前の“優勝”のみ。感情の高ぶりもあらわにすることなく、「とりあえずは試合に集中したい」とこの日も多くを語ることなく冷静な姿勢は崩さない。“ツアーでもっとも（？）寡黙な賞金王”誕生の日が、刻々と近づいている。（文・谷口愛純）

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