世界のトッププロたちのスイング集~ザ・アスリートスイング2~
Bubba Watson(ババ・ワトソン)
M・ウィア、P・ミケルソンに続き史上3人目のレフティとしてのマスターズチャンピオンに輝いたB・ワトソン。 300ヤードをゆうに超えるビッグドライブと繊細なタッチのショートゲーム、アグレッシブなプレースタイルなど、スターになり得る要素は全て揃えている。まだまだ荒削りな部分も多いが、ポストタイガー、ミケルソンの最右翼と言えよう。
1978年11月5日生まれ 190cm 81.5kg
2011年平均飛距離 314.9ヤード(2位)
2011年フェアウェイキープ率 56.92%(152位)
スライスボールなのかフックボールなのか、ホール毎に弾道を決めて打ち分けるのがワトソン流で、ストレートなショットには、まずお目にかかることがない。大きく、高いトップスイングからフォロースルーでグリップが右肩の高さになるところまで。それが、ワトソンの実質的スイング幅といっていい。つまり、前半の動きの方が、後半よりも大きい。振るより、打つ感覚が勝るスイングで、ストレートボールよりも、あらかじめどちらに曲げるかを決めておいた方が、それに応じた動きをしやすい。
Photo & Text by Golf Style
※プロは頻繁にクラブ調整を行うため、実際使用するギアとは異なることがあります。
1956年4月北海道生まれ、1982年プロ入り。ツアーから離れた後は、渡米してサンディエゴで最新スイングを学ぶとともにクラブ機能やクラブとスイングの相性なども解析し、理論を身に付け、現在は、アマチュアゴルファーやプロ志望の若手を指導している。日本テレビのトーナメント中継でラウンドレポーターも務める。