<日本プロゴルフ選手権 事前情報◇4日◇いぶすきゴルフクラブ(鹿児島県)◇7212ヤード・パー71>
1日遅れで5日(金)に開幕を迎えた「日本プロゴルフ選手権」。本コースで大会が行われるのは、2004年の「カシオワールドオープン」以来、鹿児島県でのレギュラーツアー開催もそれ以来となる。
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地元のファンはもちろん、鹿児島県出身の選手達も楽しみにしてきた大会で気合十分。昨年の「日本オープン」でツアー初優勝をメジャー大会で果たした稲森佑貴は、地元でのタイトル獲得に熱を上げる。「ここでの開催が決まったときから楽しみにしていました。誰よりも勝ちたいなと思っている」。千葉県で行われた昨年の本大会では、1打差で競り負けた。「悔しさをバネにできたら」と、ふたつ目のメジャー優勝に向けて意気込みを見せた。
稲森だけでなく、出水田大二郎、香妻陣一朗、池村寛世など、鹿児島県出身の注目の若手は多い。昨年は谷口徹が50歳で復活優勝を果たしたが、今年は若手が雨を吹き飛ばす勢いでふるさとを盛り上げる。
■稲森佑貴
「心配な部分もあるが、個人としては大会を開催できるのはうれしい。楽しみにしていたので。災害も起きているので、やっていいんだろうかというのも思った。ただ、天気もギリギリで耐えてくれましたし、選手も気合が入っていると思う。一応開催できたということに関してはよかったなと思う。決まったときから楽しみだと思っていたし、誰よりも勝ちたいなと思っている」
■出水田大二郎
「開催については難しい。上の人たちが話あって開催するということだったので、それに従って少しでも盛り上げられるように頑張ります。ここが決まったときから出て活躍したいと思っていたのでいつも以上に頑張りたいと思う」
■池村寛世
「指宿は始めて来ましたが、言葉のイントネーションを聞くと落ち着きますよね。大会をやるのかなというのはあるけど、やるなら頑張らないといけない。今週練習場もクローズして外の練習場に行っていると、地元の人たちがいて、頑張ってといわれる。週末に応援に来てくれるといっていました」
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