<エビアン・チャンピオンシップ 初日◇25日◇エビアン・リゾートGC(フランス)◇6523ヤード・パー71>
初の海外女子メジャー出場で存在感を示した。数々のアマチュタイトルを獲得し、4月に行われた「アジアパシフィック女子アマチュア選手権」を制覇。その資格で出場を果たした今大会で、初日を1アンダーにまとめ、本勢最上位の26位タイで終えた。
スーパーアマ安田祐香のドライバースイング【連続写真】
出だしの1番ではグリーンを外したが、チップインバーディスタート。4番では3メートルを沈めてバーディ。6番でもセカンドをピンに絡めてバーディ。この時点で3アンダーの単独トップに躍り出た。
「前半はバーディを重ねることができました。後半が難しいので、貯金だと思っていた」とした安田。直後の7番でボギーを喫するも、2アンダーで後半へ。ところが、先に来たのは12番のダブルボギー。ミスを重ね、せっかくの貯金を吐き出してしまった。
それでも最終ホールのパー5では3打目を1.5メートルにつけてバーディフィニッシュ。アンダーパーでまとめ、「後半少し乱れたのは残念ですが、最終的にアンダーパー回れたのは良かったです」と、ひとまずは及第点をつけた。
ジュニア時代から海外試合は豊富だが、アマチュアとして出場する初メジャーでも終始落ち着きを失わない。「アマチュアの海外の試合とプレーの雰囲気は変わらない」と、頼もしい言葉も飛び出す。「トップ選手ばかりなので、勉強なりました」とするが、勉強だけで終わらせるつもりはない。
「まずは予選通過が目標です。アンダーで回れたらいいなと思います」。安田自身が3位に入った4月の「オーガスタナショナル女子アマ」を制し。5月にプロ転向したかつてのライバル、ジェニファー・クプチョ(米国)は5アンダー・6位タイの躍進。「また一緒に戦えたらいいな」と、目指すはあくまでも上位だ。
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