国内女子ツアー開幕まであと1カ月。今年も「ダイキンオーキッドレディス」から37試合が行われる。通年の出場権を持つ賞金シード選手は50人。さらに前半戦の出場権を持つ選手は昨年の賞金ランキング51〜55位の選手やステップ・アップ・ツアーの賞金ランキング1、2位など。そのほか、QT上位者も前半戦出場権を保持。そんなツアーの主力選手94人のデータをとことんチェック。スポーツ歴を見てみると…。
渋野日向子がラグビーボールを投げたら【写真】
女子プロのスポーツ歴を見てみると、もっとも多かったのが水泳経験者。昨年の賞金ランキング上位者で見ると上田桃子、穴井詩、勝みなみ、岡山絵里、成田美寿々、三ヶ島かならが水泳経験ありだ。
水中で体を動かすことがトレーニングにもなるとされ、様々な競技のアスリートも水泳を取り入れている。水泳経験者は94人中27人。ボディバランスがよくなる水泳はゴルフスイングにも好影響を与えると考えられそうだ。
次いで多かったのが陸上競技経験者の12人。畑岡奈紗は中学時代、200メートルの茨城県大会でル入賞経験を持つなど、下半身の瞬発力は陸上競技から生まれたといえる。河本結、成田、比嘉真美子、高橋彩華も陸上経験者。大山志保も短距離と走り幅跳びで力をつけた。
現役を引退はしているものの、宮里藍も陸上経験者。ちなみに宮里はバスケットボールもしていた。今回の94人の中でバスケットボール経験者は8人。葭葉ルミ、若林舞衣子、黄金世代の大里桃子らは背も高く、バスケ姿もさまになりそうだ。
昨年、一気に話題の中心に上り詰めた渋野日向子は、ご存じの通りソフトボール経験者。今でもゴルフよりソフトボールが好きと公言するほど。岡本綾子をはじめ、以前はソフト出身者がゴルフに転向する例が多かったが、今回の94人では渋野含め3人となっている。
変わったところでいくと、全美貞(韓国)のインラインスケート、工藤遥加のアイスホッケー、ジョン・ジェウン(韓国)のスケート(ショートトラック)などがある。
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