新型コロナウイルス感染拡大の影響で11月に延期された、海外男子メジャー「マスターズ」。当初の予定では今週の開催だった同大会の今季招待選手が確定した。
例年マスターズ開催2週前の世界ランキングトップ50に入った選手で、出場権を持たない選手には招待状が送られることになっているが、今年も当初のスケジュールに合わせこれを適用。3月15日に一時凍結された世界ランクで44位につけるコリン ・モリカワ(米国)、同45位のスコッティ・シェフラー(米国)、同47位のクリスティアン・ベゾイデンハウト(南アフリカ)、同49位のグレアム・マクドウェル(北アイルランド)が新たに出場リストへ追加された。これで昨年の87名から9名増の96人が、11月12日開幕が決まった今年のマスターズを戦うことになる。
なお今後、新たに出場資格を得た選手の権利は翌年の2021年大会に持ち越される。例えば、今年は日程変更の影響でマスターズ前に「全米プロゴルフ選手権」(8月3〜9日)、「全米オープン」(9月17〜20日)のメジャー2大会が行われる予定だが、ここで4位以内に入った選手に与えられる翌年のマスターズ出場権は、あくまでも来年適用されることになる。
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