<ダイキンオーキッドレディス 事前情報◇17日◇琉球ゴルフ倶楽部(沖縄県)◇6561ヤード・パー72>
国内女子ツアーの2021年開幕戦「ダイキンオーキッドレディス」が3月4日(木)に開幕を迎えるが、このたび出場選手が決定。今大会に初出場となる渋野日向子が20年を振り返り、大会への意気込みを寄せた。
ただいま進化中 渋野日向子の解説付きドライバーショット【連続写真】
20年は新型コロナウイルスによる激動のシーズンとなった。2月に出場するはずだった米国女子ツアー2連戦が中止となり、タイトル防衛をかけて臨んだ「AIG女子オープン」で予選落ち。日本ツアーでも開幕から2戦連続で予選落ちと結果を残せずに苦しんだ。それでも、「私自身は与えられた環境で、できる限りのことはできた」と前を向く。
もっとも、昨年終盤からは調子を取り戻し、「大王製紙エリエールレディス」で5位、「JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」で3位タイ、「全米女子オープン」で4位。3連続のトップ5入りで一年を締めたが、渋野が求めるものにはほど遠い。
「評価できるポイントは特になく、課題は答えられないくらい多く見つかりました。評価できるとしたら、今の自分の課題が見つかったことです」
そんな渋野が話した21年の目標は「自分を知ること」。このオフは再現性の高いスイングを目指し、一皮むけるべく修練に励んだ。初出場となる南の地でその成果を発揮し、ファンへ“新たなシブコ”の姿を見せつけたい。
<ゴルフ情報ALBA.Net>