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西村優菜がプロ初のエース達成！ “臨時収入”50万円の使い道は…

＜ダイキンオーキッドレディス　3日目◇6日◇琉球ゴルフ倶楽部（沖縄県）◇6561ヤード・パー72＞
トータル1オーバー・45位タイからスタートした西村優菜が、プロ入り後では自身初となるホールインワンを達成した。スコアも4つ伸ばし、トータル3アンダー・22位タイと順位を大きく上げた。
2つ伸ばして迎えた後半の8番パー3。ホールアウトまであとわずかというところで、大きな見せ場が生まれた。ピンまで142ヤードでフォローの風が吹くコンディションのなか8番アイアンを振り抜くと、ピン手前5メートルに着弾。コロコロとフックラインに乗ったボールは、そのままカップに吸い込まれた。
「いいショットではあったけど、少しひっかかったような気がして右手を離しました。入った瞬間を見ることができてうれしかったですね」。カップインの瞬間を見届けると、キャディ、同伴競技者からヒジタッチで祝福された。
これが人生では3度目のエース達成。「初めては小学生の時で、2回目は高校3年時に出場した国体でした」と振り返る。さらに開催コースの琉球ゴルフ倶楽部提供の賞金50万円もゲット。“臨時収入”の使い道については、「全然考えてないですけど、おいしいものを食べにいきます」と笑顔で答えた。
初日は2オーバーと出遅れながら、徐々に調子を上げ、上位をうかがえる位置まで浮上してきた。「縦距離が合わず、この3日間は苦しんでますけど、パットやアプローチでカバーできている。段々とよくなっているので感触的に悪くないですね」。開幕戦で起こったプロ初のできごとを、今後のシーズンを戦ううえでも吉兆にしたいところだ。
<ゴルフ情報ALBA.Net>