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デシャンボーを見て思う 松山英樹の『後悔』【PGAツアー公式コラム】

“もし、中止になっていなかったら”。昨年の「ザ・プレーヤーズ選手権」について、そう思い返すことはなかったと松山英樹は語る。
コロナ禍でツアー中断のはじまりとなったのが、1年前の本大会。初日に松山が「63」のコースレコードをマークして、単独首位発進を決めた大会だった。新型コロナウイルス感染拡大の影響で2日目以降が中止となり、ツアー6勝目に向けたロケットスタートは露と消えた。
しかし、松山が“後悔”しているのは大会の中断に関してではない。そのあとの時間の使い方だった。ツアーはその後、約3カ月中断。「中止に関しては、あの状況ではしかたがない。動揺はしなかったし、しばらく大変な状況が続くと思った。同時に、そのときはマスターズが開催されるという発表があったので、米国に残って練習しようと決めた」。日本に帰国する前にマスターズで戦おうとスケジュールを組んでいたが、コロナ禍で日々情勢が変わる中では、日程調整や試合に向けてのマネジメントも容易ではない。
「状況がさらに悪化しているというニュースを見て、帰国したほうが安全だと思った。いつツアーが再開するかも分からず、スケジュールを組んでも、それが自分にとって本当にいいのかどうかが分からなかった。中断期間、時間をもっと有効に使えばよかったと後悔している」と明かす。
その思いは、ブライソン・デシャンボー(米国)を見るとふつふつと湧き上がる。中断期間を経て、飛躍的な進化を遂げて帰ってきたデシャンボー。肉体改造を中心に自身の強みを磨き、「全米オープン」を制してみせた。「デシャンボーを見ると、自分が時間を無駄にしたと感じる」と振り返った。
そんな思いを胸に臨んでいる再開後のツアー。昨年の19-20シーズンファイナル戦の「ツアー選手権」には7年連続出場。9月から始まった今シーズンはトップ10入りが1度、そして5度のトップ25入りを経てザ・プレーヤーズ選手権を迎えようとしている。この試合での松山の安定感は、これまでの戦績を見れば一目瞭然。昨年の首位発進に限らず、2019年に8位タイ、16年に7位タイ、これまでの出場6度のうちトップ25には3度入っている。
「この大会は、プレーするたびに特別さを感じる。ここに出られるかどうかは、そのときの自分の安定感も示せるし、いつかプレーヤーズで勝つことも目標のひとつ。日に日に自分のゴルフはよくなっているし、今年勝つチャンスがあると手応えも感じている。大事なのは、すべてがタイミングよくかみ合うこと」と語る。
前週の「アーノルド・パーマー招待」で再び優勝を挙げたデシャンボーの姿に、チクリと胸を刺す少しの後悔。「自分と他人を比較するわけではないが、いま思うと、トレーニングをやるべきだったとか、自分のゲームの“ここ”を強化すべきだったと考えてしまう。過去を悔やむのはいいことではないが、この感情を覚えておくことは大切だと思う」。悔やむだけでは終わらない。優勝に恵まれていない4年間に終止符を打つための布石は、過去の教訓から生まれる。

<ゴルフ情報ALBA.Net>

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