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渋野日向子、4月最終週の米ツアー参戦も表明　今後の予定は「相談しながら」

＜明治安田生命レディス ヨコハマタイヤゴルフトーナメント　最終日◇14日◇土佐カントリークラブ（高知県）◇6228ヤード・パー72＞
2021年の国内女子ツアー2戦目は、57位タイと苦戦を強いられた渋野日向子。2日目はバーディなし、最終日は3バーディ・6ボギー・1ダブルボギーの「77」と出入りの激しい展開に、「ショットに関しては手応えがありながらも、スコアがよくなかったので、すごく悔いは残りますね」と、思うようにいかない1週間の締めくくりだった。
21年からスイングもクラブセッティングも新しくなり、今はまだ実戦を重ねながら作り上げている途中。「なかなか1週間や1日じゃ変わらないと思いますが、今日はショットのリズム的にはよかったかなと思うので、それを来週に生かしたい」と、課題が浮き彫りに。4月1日から海外メジャー「ANAインスピレーション」に参戦するため、そこまでに少しでも前進したいところだ。
日本での出場は、残すところ2試合。「Tポイント×ENEOS ゴルフトーナメント」、「アクサレディス」と、今月は日本で戦い渡米する。
加えて、4月29日からシンガポールで行われる「HSBC女子世界選手権」出場も表明。女子世界ランキング20位までの資格で、エントリーを済ませている。そのほかの予定はまだ決まっていないが、「何カ月（米ツアーに）いてもいいような準備では行く予定です」ときっぱり。推薦などでのスポット参戦を目指し、できる限り米ツアーに挑戦する心づもりだ。
5月には19年に制した日本公式戦の「ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ」なども控えているが、今後の予定はコロナ禍の情勢なども合わせて、「相談しながら決めていく」という。
ひとまず、日本で渋野のプレー姿が見られるのは確定しているので3月いっぱい。「まずは予選落ちをしないこと。3日間を通して試合をすることで見えてくる物があるので、そこは最低限頑張りたい」と、残り2試合で渋野スマイルを開花させたい。

<ゴルフ情報ALBA.Net>