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小祝さくらは中盤に苦戦も…自分の武器で悪い流れ断ち切る！　今季3勝目へ「追いつけなくはない」

＜Tポイント×ENEOSゴルフトーナメント　2日目◇20日◇鹿児島高牧カントリークラブ（鹿児島）◇6424ヤード・パー72＞
降雨によるコースコンディション不良となった戦いで、実力者がスルスルと上がってきた。「Tポイント×ENEOSゴルフトーナメント」2日目、2021年の開幕戦覇者・小祝さくらが4つのバーディを奪ってノーボギーと完璧なゴルフでトータル8アンダー。暫定ながら4位タイに浮上した。
序盤の4番、5番でポンポンとバーディを奪った小祝だが、その後は伸ばしあぐねた。「チャンスにはつけたけど、パットが入らなかった。打ちきれないのが続いてしまった」。我慢の状況が続いたが、終盤で「16、17番でショットで寄せられた」と3メートル、1メートルと立て続けに決めて連続バーディ。自分の武器で悪い流れを断ち切り、頂点の見える位置につけた。
首位と3打差。ホールアウトできたことで、あすは18ホールのみで良く、朝もゆっくりできるアドバンテージもある。「追いつけない差ではないと思うので、あしたしっかりとプレーしたい。ショットはいい感じなので、あとはパッティングを調整したいですね」。3年連続で勝利を挙げているショットメーカーが、最終日も淡々とリーダーボードを駆け上がる。

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