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見据えるのは“18分の18”  スイング改造中の渋野日向子が大事にする指標は?

<Tポイント×ENEOSゴルフトーナメント 最終日◇21日◇鹿児島高牧カントリークラブ(鹿児島)◇6424ヤード・パー72>
前日のサスペンデッドで未消化だった2ホールと、最終ラウンド18ホールを回った渋野日向子は、トータル5アンダー・11位タイで自身初となるホステス大会を終えた。後半の13番パー5で喫したダブルボギーで優勝争いから後退し、逆転こそ叶わなかったが、「個人的にはすごく収穫のある1日。悔いはない」と清々しい表情を浮かべた。
いつもより少し長い1日は、先週までと同様、コースに吹き荒れる強風に立ち向かう日でもあった。「フルショットの回数を減らし、振り切るということを意識してプレーしました」と、沖縄での2021年開幕戦、さらに高知での2戦目で苦しめられた“天敵”にこの日はしっかりと対抗した。
特に“収穫”と感じたのは、「本当に自分の納得のいくショットが打てた」という、最終18番ホールのセカンドショットだった。ピンまで残り154ヤードで、右から強いアゲンストが吹く。普段は6番アイアンのフルショットでピンを狙うが、状況を判断し2番手上げた5番ユーティリティで抑えめに打った。これがピン3メートルにつくチャンスに。惜しくもバーディパットは外したが、「これまではフォローやアゲンストの中で縦距離を今まで合わせるのが難しかった」という渋野にとって、ピンが揺れるほどの強風のなか、このショットを打てたことがうれしかった。
石川遼からもアドバイスを受け乗り出したスイング改造や、クラブセッティングの大幅変更など、 21年はこれまでにない“変化”を伴いながら進んでいく。その完成を目指すうえで渋野が大切にしているのが、グリーンをとらえるショットの精度を表すスタッツだ。「パーオン率女王になることが目標。今のスイングができれば18分の18も夢じゃないと思う」。ここを目指し、日々の練習に取り組んでいく。
今大会のパーオンは、初日が18ホール中16ホールで成功したが、雨風に苦しめられた残り2日はともに10ホールとなっている。さらに全体でみると、今季のパーオン率はここまで70.4365%の18位と上位につけているが、“1位”になることが目標。去年までは「あまり気にしていなかった」というデータも、「気にしてみると面白いかな」と、データのとらえ方に変化が生じている。
来週の「アクサレディス」を終えると、いよいよ海外メジャーの「ANAインスピレーション」(4月1日開幕)を皮切りに米国転戦が始まる。来年以降の米ツアー参戦のため、今の力を試す大事な試合が続く。「来週は元気にゴルフをしているところを見てもらえたらと思います」。日本を留守にする前に、ギャラリーを入れて開催する宮崎の大会で、精度が増したショットをファンの目に焼き付ける。(文・間宮輝憲)
<ゴルフ情報ALBA.Net>

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