<アクサレディスゴルフトーナメント in MIYAZAKI 初日◇26日◇UMKカントリークラブ(宮崎県)◇ 6568ヤード・パー72>
2週前の「明治安田生命レディス」で優勝した稲見萌寧。今年2つめの勝ち星に向けて、7アンダー・単独トップの好スタートを切った。
7バーディ・ボギーフリーの「65」と猛攻。2位に2打差をつけて勢いよく初日を終えたが、実は「今週はショットの調子がよくなくて」と不安を抱えたまま開幕を迎えていた。
2週前は強風の中でも抜群のショット力で勝利をつかんだが、「(今年)2週目で優勝できて、安心感というか、疲れがきてしまった」と、疲労を残したまま宮崎入り。その影響もあってかショットの感覚が取り戻せずに初日が幕を開けた。
それでも、「最初の2ホールで最低限ピンについてくれて、2メートルくらいのパターが決まってくれた」と、スタート1番パー5からバーディ発進。続く2番も2メートルのチャンスを沈めて連続でスコアを伸ばすなど、良い流れを作るのが稲見の強さ。加えて、「ギャラリーさんが多ければ多いほど、楽しく回れるタイプ」と、観客の声援も背中を押した。
「明日はもっともっと、楽しんでくれるようなプレーができたらと思います」。今回は観客の前で優勝カップを掲げたい。
以下、5アンダー・2位タイのコメント集。
■渡邉彩香
「ショットがすごく安定していた。パッティングも最近調子がよくて、今日も引き続き良い感じでできた。初優勝してすごくイメージが良いコース。怖がることなくバーディチャンスを多く作ろうと思っていたので、その通りのプレーはできたんじゃないかと思います。久しぶりにお会いできたギャラリーのかたもいて、声援があるとすごく後押しされますし、あと2日間、もっと良いプレーを見せたいなという気持ちです」
■酒井美紀
「グリーンが難しい印象があるので、ショットでいいところに持っていって、バーディチャンスにつけられたらと。前半3つくらい、3メートルくらいのを外していたので、惜しいなと思っていたんですけど、いいパーも拾っていたのでプラスマイナスゼロかなと思っていました。今日はうまく周りについて行けたので、明日もガンガン伸ばせて行けたらなと思います」
■穴井詩
「前半諦めなかったら、後半で頑張れたという感じです。(序盤のボギーで)わっとなったんですけど、必死に自分に、ゴルフは2オーバーからだと言い聞かせて。5番ボギーで、6番は絶対獲るという気持ちで。これでパットがよくなったので、調子をキープしつつ、ドライバーをあげていきたい。殺人チーピンが出るので、練習します」
■宮田成華
「今日は風も比較的穏やかで、スタート前からスコアが出るのかなと思っていた。7バーディを目標にはしていたので、よかったなと思います。1年半振りくらいにみなさんの前でプレーできて、声援が温かいと思いました。先週は初日がよくて、ちょっとずつ落として行っていたので、今週は落とさないように食らいついていきたいと思います」
■葭葉ルミ
「久しぶりにノーボギーで、良いプレーができたと思います。ここ最近の中では、ミスをしてもしっかり拾えたし、チャンスを生かせたので、このスコアにつながったと思います。やっぱりギャラリーのかたの拍手が温かいなと思いました。毎試合優勝を目指しているので、優勝をしっかり勝ち取れるように精一杯頑張ります」
■テレサ・ルー
「すべてが良かった。今年は2試合予選落ちしていますが、内容は悪くない。やるべきことをやって、信じて打つしかない。ドライバーショットで飛ばして、短い番手でグリーンを狙って、5ヤード以内につけたい。まずはバーディチャンスを作ること」
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