<マスターズ 3日目◇10日◇オーガスタ・ナショナルGC(米ジョージア州)◇7475ヤード・パー72>
ゴルフ界のみならず、日本中、そして海外でも松山英樹の話題で持ちきりだ。大会3日目を「65」の異次元のスコアでまとめ、2位と4打差の単独首位に立った松山。国内外、そしてゴルフ界以外からも激励の言葉が飛び交っている。
18ホールを残して優勝最有力の位置につけた松山。日本人男子初の海外メジャー制覇に期待は高まるばかり。そんな中で、日本人選手によるマスターズ最高成績の4位を記録している片山晋呉が、ツイッターで激励を送った。
2009年大会で、当時、伊澤利光が持っていた4位の記録に並んだ片山。惜しくも優勝こそ逃したが、日本人選手として、最も優勝に近づいた一人だ。その片山が、松山の単独首位について、SNSで投稿した。
「松山選手!僕の記録を優勝で書き換えてください!!」で始まる激励の言葉。日本人男子として前人未踏の海外メジャーを果たす勢いの松山に対する暖かい言葉が並べられた。
「夕方グリーンジャケットのサイズ聞かれただろうなぁー。俺も聞かれたけど小さすぎて笑われたなあー」と、12年前のことを振り返った。3日目を終えて優勝の可能性がある選手には、優勝者に渡されるグリーンジャケットのサイズが採寸されるという、あまり知られていない慣習を明かし、松山の優勝を期待する言葉を寄せた。
「明日は前半9ホールが鍵になりますね!最終日の9ホールは難しいから…。日本中を興奮させてくれーーー!」と、自身が惜しくも逃したメジャー制覇の夢を、後輩に託した。
<ゴルフ情報ALBA.Net>