<ウェルズ・ファーゴ選手権 2日目◇7日◇クェイルホローC(ノースカロライナ州)◇7521ヤード・パー71>
ときおり風速13メートルを超える突風が吹いた「ウェルズ・ファーゴ選手権」2日目。予選通過ラインはどんどんと下がっていったが、ジョン・ラーム(スペイン)のトータル4オーバーには届かなかった。
2打及ばず予選落ちとなった世界ランキング3位のラーム。2020年の「チャールズ・シュワブ・チャレンジ」から続いていた22試合連続予選通過の記録に終止符が打たれた。
ラームが連続予選通過記録では1位だったが、これで継続中の1位はホアキン・ニーマン(チリ)の18試合連続となった。
この連続予選通過記録というのは実は意外と短く、予選落ちをしないことがどれくらい難しいことかよく分かる。
過去のツアー記録はタイガー・ウッズ(米国)の142試合。1998年の「ビュイック招待」から05年の「バイロン・ネルソン選手権」まで実に7年以上も予選落ちなし。歴代2位はバイロン・ネルソン(米国) の113試合(41〜49年)、3位はジャック・ニクラス(米国)の105試合(70〜76年)となっている。(文・武川玲子=米国在住)
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