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「キャディバッグが打ってるみたい」！？　原英莉花が“W企業カラー”の青で躍動

＜宮里藍 サントリーレディスオープン 2日目◇11日◇六甲国際ゴルフ倶楽部(兵庫県)◇6517ヤード・パー72＞
原英莉花が、1アンダー・39位タイから出た2日目に今年の自己ベストとなる「67」をマーク。トータル6アンダー・9位タイに浮上し、トップとの差も4打に迫った。
この日の原は、これまでにあまり見ない全身青のウェアで登場。そのチョイスの理由を聞かれると「冷静な気持ちを忘れないように」という答えを返した。青には、血圧や心拍数を下げ、集中力を増加させる心理効果があると言われているが、それを狙ったようだ。
そして“パッ”と目に飛び込んでくるその色は、大会を主催するサントリーの企業カラーでもある。また原がクラブ契約を結ぶミズノも同様のカラー。大会と契約先を意識したかのようないでたちとなった。
それは原の周囲の人も思ったようで、「ミズノさんには『キャディバッグが打ってるみたい』とか、『サントリーの方ですか？』とか言われました」といった声が集まったという。しかし、この両社を背負ったかのような1日に、会心のラウンドを続けた。
普段から「赤は闘争心が出すぎるから取り入れないようにしてる」といったこだわりをウェアのカラーに込めている。「自分の気持ちも入っているし、ゴルフの状態もあがっている。一打一打を大切にして、最終日に優勝争いがしたい」と意気込むムービングデーは、どんな思いを込めて何色を選ぶのか？ それも楽しみにしたい。
<ゴルフ情報ALBA.Net>