<トラベラーズ選手権 2日目◇25日◇TPCリバー・ハイランズ(米コネチカット州)◇6841ヤード・パー70>
初日に「63」をマークして、7アンダー・首位タイの好発進を決めた小平智だったが、2日目は2バーディ・2ボギー・1ダブルボギーの「72」とスコアを2つ落とし、トータル5アンダー・20位タイに後退した。
アウトコースからスタートした小平は、2番パー4で4.5メートルのパーパットを外しボギーが先行。4番パー4でもボギー、8番パー3ではティショットを手前の池に入れてダブルボギーとして、スコアを4つ落としトータル3アンダーで折り返す。
後半に入って、11番パー3でティショットを5.5メートルにつけて、この日初めてのバーディ。279ヤードの15番パー4では、2打目で約20ヤードのバンカーショットを80センチに寄せてバーディを奪い、トータル5アンダーまでスコアを戻してホールアウトした。トップと4打差から、18年の「RBCヘリテージ」に続く米ツアー2勝目を目指す。
第2ラウンドを終えて単独トップに立ったのはジェイソン・デイ(オーストラリア)。この日のベストスコアとなる「62」をマークしてトータル9アンダーまでスコアを伸ばした。15年の全米プロ覇者は、18年以来3年ぶりのツアー13勝目をかけて決勝ラウンドに進む。
デイに1打差のトータル8アンダー・2位タイには、今大会で3勝を挙げているバッバ・ワトソン、クレイマー・ヒコック(ともに米国)が続く。さらに1打差のトータル7アンダー・4位タイには、「63」をマークしたジャスティン・ローズ(イングランド)ら7人がひしめく。
そのほか、ブライソン・デシャンボー(米国)は小平と同じトータル5アンダー・20位タイ、ブルックス・ケプカ(米国)はトータル4アンダー・35位タイ、フィル・ミケルソンとダスティン・ジョンソン(ともに米国)はトータル2アンダー・58位タイで決勝ラウンドに進出。リッキー・ファウラー(米国)は「75」を叩き、トータル4オーバーで予選落ちしている。
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