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曲がったら「でしょうね」、真っすぐいったら「ラッキー」の考えで今野大喜が開眼

<フジサンケイクラシック 2日目◇3日◇富士桜カントリー倶楽部(山梨県)◇7566ヤード・パー71>
ツアー通算7勝の今野康晴を叔父に持つ、プロ3年目の今野大喜。濃霧による視界不良のため中断をはさんだ第1ラウンドは「65」で回り自身初の単独首位に立つと、第2ラウンドは、2バーディ・4ボギーの「73」。2つ落としながらも、トータル4アンダーで首位と1打差の4位タイの好位置で決勝を迎える。
前週の「Sansan KBCオーガスタ」は、最終日3位タイからスタートして自己最高の10位タイに入り、今週はさらに記録更新を狙える位置につける。今季のここまでは12試合に出場して、最高成績は「日本オープン」(2020年開催)の27位タイで予選落ちは6回。先週からの好成績は「スイングがよくなってとか、何かがよくなってという感覚はないのですが、考え方をちょっと変えただけです」と話す。
前半戦の今野は「いいスイングをしよう。毎回いいショットを打とう」といわゆるきれいなゴルフを求めていた。「本当に、こんなスイングじゃダメだって思っていましたから」とスイングの形を作ることを意識していたが、「セガサミーカップ」前の6週間のオフに「スコアを作ることを考えるようにしました。ミスしたらどうやってパーをとろうかとか、ラフに入れたらそこからどうやったらパーをとりやすいかとか。楽しみながらやっています」。
考え方を変えた象徴は第2ラウンドの18番パー4だ。ティショットを右のフェアウェイバンカーに入れて、2打目はダフってグリーンを大きくショート。30ヤードのアプローチを1メートルに寄せてパーセーブした。「ああいうのをボギーにしないで、パーセーブできるとスコアはまとまってきますよね」と振り返る。
前週の優勝争いの経験も大きい。最終日前夜、叔父の康晴から電話があった。「緊張しても仕方ないから1番から18番ホールまで、4時間だけ集中してやれ。スイングではなくね」。自身の経験も踏まえて甥っ子の背中を押した。初めて優勝を意識するなかでの戦いで、序盤からスコアを落とし、最終的に3つ落としたが、終盤に2つのバーディを奪ってトップ10入りをつかんだ。「優勝争いをして崩れて10位より、最後巻き返して10位というのは自分の中でプラスになります」。スイングよりもスコアメーク優先で考えて、決して小さくない自信をつかんだ。
「今はショットが曲がったら『でしょうね』。ダフったら『でしょうね』。真っすぐいったら『ラッキー』、パットが入ったら『ラッキー』って思っています。自分に期待しないから緊張もしませんよ」。身近なお手本としてアマチュア時代から教わってきた叔父の通算7勝に向けて着実に歩を進める。
<ゴルフ情報ALBA.Net>

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