常に真剣勝負に身を置き、戦いを続けるゴルファーたち。過酷な環境でクラブを振っているからこそ出る力強い名言、ウィットに富んだジョーク、そしてちょっぴり天然な迷言たちがある。そんな“ゴルファーのことば”を紹介。今回は、韓国人選手らの優勝争いに日本人が加われなかった悔しさを話した笠りつ子のひとこと。
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「情けないけどモチベーションにもなる」
2016年の「ほけんの窓口レディース」は申ジエ、キム・ハヌル、イ・ボミの1988年生まれの韓国勢三つ巴の戦いに。日本勢最上位は首位と6打差もつけられた笠りつ子だった。
韓国勢の強さが際立っていた時代、「韓国勢の3人が上にいることは私としては情けないです。ただ、こうやって強い選手がいるから“もっと上手くなってやろう”という気持ちもある。かなりモチベーションになっています」。この年の「ニトリレディス」ではプレーオフでボミを撃破するなど、噛みしめた悔しさを力に変えた。
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