<LPGAドライブオン選手権 初日◇3日◇クラウン・コロニー・ゴルフ&カントリー・クラブ(米フロリダ州)◇6526ヤード・パー72>
リオ五輪、東京五輪ともに中国代表として出場したリン・シユが、5バーディ・1ボギーの「68」をマークし、4アンダー・12タイで初日を終えた。
「いつもはこんなにいいスタート切れないんだけどね」と満足げ。「今日は間違いなくいいプレーだった」と話すその喜びの裏には、同伴競技者に恵まれたことがあったようだ。
シユは畑岡奈紗、エイミー・ヤン(韓国)とのグルーピング。「まるでクルージングをしているようだった」とその楽しさを表現した。
畑岡は7アンダーの首位タイ発進と絶好調。そんな畑岡のプレーを間近でみていたシユは「奈紗がいいプレーをしていたから、頑張ってついていこうと思ったの」といい刺激になったという。
「奈紗はロングパットを何度も決めるし、信じられないようなバーディをたくさん取っていたわ。わたしには真似できないけど(笑)」と畑岡のパタースキルから学ぶことも多かった。この日のシユのパット数は、自身の今季平均「31.25」を上回る「29」。畑岡の好プレーにつられるように、グリーン上のパフォーマンスも冴えた。
さらに「このような風の強いコンディションでも、奈紗は真っすぐピンを狙っている」と畑岡への絶賛は止まらない。あすは異なる組でのラウンドになるが「きょうと同じようないいプレーができれば」と、この日のプレーを弾みに、畑岡の背中を追っていく。
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