常に真剣勝負に身を置き、戦いを続けるゴルファーたち。過酷な環境でクラブを振っているからこそ出る力強い名言、ウィットに富んだジョーク、そしてちょっぴり天然な迷言たちがある。そんな“ゴルファーのことば”を紹介。今回はスマイルクイーンが日本で受けたカルチャーショック。
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「韓国では普通だけど、日本では誰もやっていなかったから(笑)」
2015年から日本ツアーに参戦したキム・ハヌル。来日当初はティショットを打った後にカメラマンたちに笑顔で手を振っていたが、ある日からぱったりストップ。その理由がこのことば。
当時は、試合中に笑顔を見せる選手自体が多くはなかった。ましてやカメラマンにアクションを起こす選手などは皆無。レンズに目線を送る選手のほうがまれだったと言える。
大きく状況が変化したのが、この2年後。セクシークイーンことアン・シネが日本ツアーに参戦、カメラの前でポーズすることが話題となったこともあり、今ではすっかり日本勢、さらにルーキーまでもが手を振るようになった。写真がメインのSNSであるインスタグラムが普及したことも大きい。
最近ではキャディとピースしたり、組のメンバーで集まってポーズを撮ったりするなどちょっとしたアピールの場になっているふしすらある。女子ツアーのなかでも、この5年で大きく変化した1つと言っていいだろう。
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